こういう質問する人は、そもそも特許がどういうものかが全く分かっていません。
特許庁のデータベース(DB)を検索すれば
いくらでも無料で閲覧できるのに、
そのDBの存在を知らない。
DBの存在を知っていてもどの検索すればいいのか
操作方法が分からない。
さらに、DBの存在と検索方法を知っていても、
どんなキーワードを入れればいいのかが分からない。
こういう方が大勢いらっしゃいます。
どんな特許があるか分からないから、
検索キーワードの選定・組み合わせができない。
だから、自分がどんな分野に興味があるのか・好きなのかも分からない。
まさに、鶏と卵の関係です。
どんなものでも、興味のあるもの、好きなものを選べば勉強が継続できて
成功確率は上がるわけですがそれができない。
出発点に経つことすらできないのです。
だから、こういう質問をする人にはまず特許明細書を読んでみたらどうですか?
とお答えするようにしています。
また、この質問の背景には、
「どの分野のお仕事が多いですか。」
「どの分野だとレートが高いですか。」ということがあるわけですが、
現在の特許は電気特許、化学特許、機械特許というように
きれいに分かれているわけではなく、機械60%、電気20%、化学20%といったハイブリッドが主流になっています。
従って、分野で分けること自体、ナンセンスです。
応募書類に「素人感」が出ているとトライアルすら
送られて来ないので注意しましょう。