文系、女性、主婦、在宅特許校正者

 

 

レバレッジ翻訳講座1年コースの受講を開始してから、もう1年間が過ぎようとしているとは、
真剣に毎日毎日勉強に取り込むにも、のんびり日々を過ごすにも、早いものです。

 

私のことを先に紹介させていただくと、アラフォーの既婚女性、小学生の子どもが2人います。
国際結婚し、海外生活は15年ほどでしょうか。もともと文系出身、化学の知識は高校まで、
物理の知識ゼロ。英語は、学生時代から好きだったのと、海外生活が長いこともあり、
大分前ですがTOEICで満点近くを取得。

 

育児・家事をこなしながら、日中は、某翻訳会社の在宅特許校正者として働いています。

 

 

 

【校正業務について】

 

 

 特許校正のお仕事は、育児でお休みをいただいた時期を除いても6年程度になりますので、
これまでに数百件の特許明細書を担当しています。翻訳コーディネータさんとも良い関係を築いており、
また登録先が大手翻訳会社とのこともあり、校正であれば、いくらでもお仕事をいただけます。

 

 校正作業の利点は、短時間、短期間での作業が可能なことです。
下の子どもが就学前は、どんなに時間を節約しても、1日の作業時間5時間、週5日稼働で計25時間が限度。
作業可能時間、自分のキャパを考慮し、毎週割り当てられるジョブ依頼を引き受けられるかどうか決定する。

 

 

翻訳とは違って、1案件にかかる時間が短いので、作業可能時間、曜日等に限りのある
(例えば主婦)の方にはオススメです。また、多数の翻訳者の訳に触れることで、
翻訳の質がどの程度のものなのか、特許特有の表現方法、スタイルなども参考にすることができ、
私自身もそうですが、特許翻訳学習者には最適と言えます。

 

 ただし、翻訳者と比べ、校正者の賃金は訳文レート1ワードにつき1円以下、
時給換算でも1000円稼げるかどうか。翻訳の質が落ちれば、その分、校正者の負担が増え、
普段であれば時給1000円換算のところ、600-700円程度にしかならない場合もあります。

 

校正のプロとして、翻訳の質の善し悪しにかかわらず、完璧な状態で後工程に回す必要があるため、厳しい状況です。
過去あまりに酷い翻訳文が提出され、締め切りも厳しく、校正を施した訳文が全ページ赤ペンで染まることもありました。
この時は睡眠時間もあまり取れずに作業して、それでも時給500円になったかどうか。

 

管理人さんもおっしゃってる通り、校正から特許翻訳に入り、仕事をしながら勉強する手もあるが、
自分で期間を限定(半年、1年間など)して翻訳に転向するべきかと思います。

 

 

 

【受講の申し込み】

 

 

 前置きが長くなりましたが、下の子どもが就学し作業可能時間が増えたこと、
また、いくら完璧な仕事をしても最低賃金から抜け出せないこともあり、
今度こそ絶対に特許翻訳者になろう!と決意。レバレッジ翻訳講座の受講を申し込みました。

 

また、他の翻訳者さんの訳を見てきて、これなら自分でもできるのではないか、
逆に自分の訳の方が分かりやすいのではないか……と感じることも多々あり、
翻訳者への転向を希望しました。

 

受講申し込みの際、受講料を工面するにあたり、本講座の内容が自分の求めるものであるか、
正直とても迷いました。レバレッジ特許翻訳講座のHPを拝見すると、
講座の特徴、受講までの流れ、受講料、卒業生の声等、詳細に記載されており、
新規の方にとても分かりやすく、申し込みやすいサイトになっています。

 

 以前は、現在ほど明確には記載されておらず、管理人さんからいただいた
何十、何百通の卒業生の声を読破し、無料ビデオ300本を視聴し始め、受講を決意しました。

 

 

 

【翻訳講座の比較】

 

 

 以前に、某翻訳スクールの特許翻訳講座を受講した経験があります。
初級、中級、上級を修了しました。まだ子どもが生まれる前、専業主婦の時期で、
1年間半程度かかりました。

 

上記スクールは、特許翻訳を始める足がかりとしては問題ありませんが、
特許明細書の1部分ずつを抽出した課題を解く方式であり、あの講座が実ジョブに直結するとは思えません。

 

実際に、やっと校正者として職に就けましたが、未だに特許翻訳者として出発できていません。
今考えてみると、「とりあえずこのスクールを修了すれば、勝手に道が開けるかもしれない」
という私自身の甘え、管理人さんのおっしゃる夢子思想の表れも原因かと思います。

 

 

 レバレッジ特許翻訳講座は、そんなに甘くありません。自分でやった分だけ、
必ず成果として戻ってくる(やらなければ勿論何も起こらない)。

 

 まず、講座を開始してすぐ、3000本を超える(現時点でほぼ3200本)ビデオコンテンツ、
つまり自分に欠けている知識を目前にし、夢子思想を断ち切られます。
量の多さに圧倒されながらも、やる気が起きる。

 

レバレッジ特許翻訳講座では、特許明細書全体を取り上げ、ビデオセミナー形式で、
ベテラン翻訳者である管理人さんの作業方法を、全て吸い取りながら学ぶことができます。
その他にも、CV作成方法、化学・物理関連、翻訳業界情報、トライアル等、
特許翻訳者になるのに必要な知識を網羅しており、短期間で翻訳者を養成する講座として最適だと思います。

 

 

 

【1年間を振り返り】

 

 

 受講申し込み当時、それこそ最低1年間は寝ずの努力をして、意地でも自分の時間を作り、
その全てを勉強につぎ込み、最短ルートで結構な金額を稼げる翻訳者になる、と決心して本講座を始めました。

 

 この1年間を振り返り、そうであったかと思えば、残念ながら、そうとは言えません。
夫に相談し、1年間勉強に熱中するため、校正の仕事をお休みする機会をいただきました。
ただし、無賃金の際に育児料金を支払える余裕はありません。子どもたちの学校が長期休暇の際は、
ほぼ育児専門になります(海外では特に休暇が多く、1年の半分位)。

 

 その間、早朝と子どもが就寝後の時間を使い、ビデオ視聴、学習を続けました。
1日の学習時間は3時間程度でしょうか。もう少し無理をして学習時間を増やすことも可能でしょうが、
家事・育児も体力勝負です。翌日のことを考慮すると、あまりの無理は禁物です。
20代では多少の無理もできましたが、アラフォーになると体調を崩したり、
精神的に不安定になってイライラしたり、逆効果です。

 

 こんなやり方では管理人さんの渇を受けてしまいそうですが(管理人さん、すみません)…… 
学習スケジュール、予定目標(収入、期間など)は、あくまでも個人個人の自由であり、
自分の人生の一部なので、自分の都合で設定し、一歩ずつ前進していけば良い、それしかない、と思います。

 

 

 昨年は、子どもが稀な感染症にかかり、入院生活を送り、その後、完治するまで出席停止になりました。
講座の受講とは無関係ですが、ここで大幅な時間(計3ヶ月ほど)を失いました。

 

その間も、家にいる時は、1日3時間程度の学習を続けましたが、子どもがあまりに体調不良の時には、
精神的・体力的にも、他のことを考える余地は全くありません。ちょうど本講座を受講中にタイミングが悪く
残念ですが、こうした事態は常に起こる可能性があり、その時その時で順応するしかありません。
子どもの有無にかかわらず、自分や他親族のトラブルなどの可能性もあります。

 

 その後、やっと通常に戻り、子どもが学校に行っている時間(5時間半)をほぼすべて学習に向け、
家事は子どもが帰宅後にサッと済ませることにしています。失った時間を埋めるまではいきませんが、
早朝と、子どもが就寝後の時間を使い、ビデオ視聴に専念しています。学習時間は平均1日8時間。

 

 

 

【これまでの学習成果】

 

 

 講座受講開始後、管理人さんのおっしゃる通り、まずビデオコンテンツをすべてダウンロード。
膨大な量なので、かなり時間がかかりましたが、ダウンロードしながら、
自分に最も必要なコンテンツから視聴を開始しました。

 

 まず、実務作業に直結したソフト関連のビデオを視聴し、
TRADOS、E’Storage、Concept Search、秀丸等を実際に使用した作業方法を習得しました。

 

TRADOSはこれまで旧バージョンを使用していましたが、TRADOS Studio 2019を新規購入。
また、Memsourceを指定する翻訳会社も多いので、Memsourceをインストールし、作業方法を学習。

 

 

 その後、CV作成に関したコンテンツをファイル分けし、ひたすら視聴。
同時に、各翻訳会社の求人情報、会社概要等を読み、必要とされる翻訳者像、社風等を確認しました。

 

応募条件、社風が自分に合いそうな翻訳会社をピックアップし、リスト化。
また、ウェブ上の翻訳者名簿から、翻訳者のCVを参照し、
マスターCVを完成するのに必要な項目・内容を練りました。

 

 

 CV作成で特に悩んだのは、必須となる得意分野・専門分野の選定です
その選定に的を絞ったコンテンツも用意されています。

 

私の場合は、これまでの翻訳・校正経験より、化学・電気/日英翻訳に絞り、
また本講座が特に化学分野を強化していることもあり、化学を主体にしました。

 

 サブ項目の選定にはとても悩みましたが、ビデオセミナーで管理人さんがなさっていたように、
特許の登録件数(会社別、項目別)を調査。化学・電気分野でトップ30以上の会社をリストアップ。
会社別にどんな製品・発明方法等に需要があり、特許登録されているのかをさらにまとめました。

 

その集計リストをもとに、自分の経験分野、興味がある項目と合わせ、
サブ項目を、半導体、電子デバイス、電池、画像処理、有機化学、感光材料、新素材等に絞りました。
どれだけ頑張っても、需要の少ない、あまりにマニアックな内容に絞っては、仕事につながりません。

 

 

 CV作成にあたり、管理人さんが、「誰でも初めは初心者であり、実ジョブではなくても、
自力で翻訳したものは翻訳経験としてどんどん記載すること、
短い人生なのだから夢子生活で時間を無駄にしない、行動するのみ」とおっしゃっており、
CVの中でオドオドしていた私、遠慮気味になっていた私を捨て去ることができました。

 

 マスターCVは、近い将来の自分の姿・目標を記載したもので、管理人さんのおっしゃる通り、
受講開始後すぐに提出し、少しでも経験が上がるごとにアップデートすると良いと思います。
時間のロスもあった関係で、提出が10ヶ月目と遅くなってしまいましたが、
管理人さんよりGOサインをいただき、とても自信がつきました。

 

 

 CV関連と併行して、特許明細書を翻訳するビデオを視聴しました。
管理人さんの作業をすべて真似るように、参照案件より訳語・イディオムを取り、
用語集やTMに書き込み、Googleでの調査、ノートまとめの作業を繰り返しました。

 

特許翻訳のベテランである管理人さんの動き・思考方法を真似ることで、
自分では素通りしていた物事でも、深入りして調査する癖がつきました。
また、管理人さんがオススメされたサイト等は必ずブックマークし、
他にも有用な情報がないか確認しながら作業しましたので、結構時間がかかりました。

 

 校正業務を通して、特許明細書の内容や照らし合わせ作業には慣れていますので、
特許明細書3案件分を終了した後、化学関連の学習を進めました。

 

 

「岡本の化学」の有機・無機化学、理論化学を読み進め、それと同時にビデオ視聴を続けました。
 「岡本の化学」は初心者向けの内容になっていますが、やはり分かりにくい部分もあり、
ビデオを視聴することで、内容を補充し理解を深めることができました。

 

管理人さんがおっしゃるとおり、「常に手を動かす」ことを念頭に置き、管理人さんの手を真似して、
化学式等を自分でノートに書き留めました。遠い過去の受験時を思い出しますが、
自分の手で書き写し、口に出して言ってみることで理解し、記憶することができます
「岡本の化学」の他に、化学英語に親しむため、マクマリー有機化学(英語版)を購入。
辞書ほどの厚みですが、少しずつ読み進めています。

 

 

 

【トライアル】

 

 

 受講開始から10ヶ月目にして、ようやくトライアルに応募しました。3件応募し、現況は下記の通りです。

 

トライアル合格 1件

トライアル返事待ち 1件

トライアル受験中 1件

 

 1件目は大本命の翻訳会社で、ようやくトライアル合格のお返事をいただき、
心から嬉しくて、本当信じられません!

 

まだ仮登録の状態で、特に実ジョブ1~3件目はより慎重にしなければ本登録に繋がりませんので……
 頑張ります。もちろん、本登録後も丁寧な仕事を続けますが。

 

 2件目はトライアルを終えたばかりなので、お返事をいただくまで1ヶ月半要するとのこと。
3件目は、まだトライアルに着手したばかり。ライティング作法が厳しいところなので、
当会社のスタイルを学習中です。

 

 以前の私は、特許校正経験、翻訳経験、そこそこの英語力がありながらも、
書類選考落ちでトライアルまで及ばず、この先が見えない状態が続いていました。
先はまだまだ長い道のりですが、とりあえずやっとスタート地点に立てた気がします。

 

 

 

【今後の予定・目標】

 

 

 当面の最大の課題は、トライアルを合格した翻訳会社に自分の実力を示し、
翻訳コーディネータと良い関係を築き、コンスタントに実ジョブをいただけるようにすること。
それには、常に良質な訳文を期限に余裕を持って提出し、コミュニケーションを大切にすること。

 

 そして、コンスタントにお仕事をいただける翻訳会社、2-3社に翻訳者登録できるよう、トライアルに挑戦する。

 

 ご依頼待ちの期間は、レバレッジ翻訳講座のビデオ視聴を続け、専門分野(特に半導体、有機化学)の特許明細書、
その他文献を沢山読み、理解を深める。また、PC環境の整備、好適化。

 

 レバレッジ講座では、具体的な作業方法や化学関連を中心に勉強してきましたが、
少し余裕ができましたら、AI技術の進化を考慮して「書くチカラ」等を視聴し、
今後の翻訳者としての生き抜き方について考察したいと思います。

 

 まず、翻訳会社2-3社と契約してコンスタントに実ジョブをいただけるようにし、
その後の金銭的な目標は、現実的に考えて、

 

1年目¥300,000/平均月収(¥3,600,000/年)

2年目¥350,000/月(¥4,200,000/年)

3年目¥400,000/月(¥4,800,000/年)~ 

5年目¥600,000/月(¥7,200,000/年)

最終的には¥750,000/月(¥9,000,000/年)。

 

 

 目標達成のためには、翻訳スタイルを確実に自分のものにする。
管理人さんのアドバイス通り、「これだけは任せろ」という得意分野を持つこと。
また、マクロ・アドインの強化、その他作業に役立つソフトや機器に投資することで、
作業効率を上げ、より多くの案件をこなせる(=収入アップ)ようにする。 

 

 やっとトライアル1社に合格。トライアルに合格したとは言え、はたしてギリギリ合格なのか、
普通程度、または、かなり上位で合格できたのか、計り知れません。

 

 ここからが本番です。より気を引き締めて、前進します。

 

 他の受講者の方のようにブログを立ち上げる余裕はありませんでした……が、
前進するごとに、管理人さんにご報告いたします。ありがとうございました!

 

 

 

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