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(女性、理系、30代、元会社員、子育て中)<2年コースの1年目終了時点>

 

【はじめに】

 

2019 年 2 月末で、レバレッジ特許翻訳講座の受講開始から 1 年が経過しました。2 年コースを受講中なので講座の受講期間はあと 1 年間残っていますが、1 年目の学習を振り返ることで 2 年目の学習のロケットスタートを切るためにも、今回受講感想を書かせていただきます。

 

「なんちゃって理系」がどのようにして「本当の理系」になっていくのか。まだまだ道半ばですが、その工程を少しお見せできたらと思います。

 

【現在の状況(受講 1 年目の成果)】

・トライアル応募: 2 件(産業翻訳 1 件、特許翻訳 1 件)

・トライアル合格: 1 件(特許翻訳 1 件)

・実ジョブ :未経験

 

受講から丁度 1 年経過した頃にトライアルを 2 件受験し、うち 1 件に合格しました。しかし、実ジョブはまだいただいていないという状況です。

 

 

【私について】

 

31 歳女、既婚。3 歳の子供が 1 人います。講座受講開始時は時短勤務の会社員でしたが、現在は子供を保育園に預けたまま退職し、講座の学習に集中しています。

 

 

●学生時代 ~なんちゃって理系の誕生~

 

高校 1 年生の頃は理系科目が苦手で、数学で赤点をとったこともありました。そのためこの頃は、「文理選択ではぜっっっったいに文系にしよう!!そして苦手な数学からできるだけ離れていたい!」と本気で思っていました。ところがその後、ひょんなことから生物工学の世界にはまり、大学で生物工学を専攻するために理系に行くことに。生物選択の理系となりました。

 

しかし、元々理系科目が苦手で、どちらかと言うと暗記の方が得意だった私。そんな私は、「理系科目の勉強も暗記で押し通す」という荒技に出てしまいました。これがうまくいってしまい、「ああ、理系科目もこうやって暗記で済ませれば点数がとれるんだな」ということを学習してしまいました。こうして、「なんちゃって理系」ができあがったのです。

 

高校 3 年生になった頃、生物工学を学ぶことができる学部(一般的には工学部や基礎工学部)に行くには物理を選択していないとだめだということを知り、愕然。結局生物選択でも受験できる「理学部化学科」を受験し、合格。大学では化学を専攻することになりました。

 

化学科に進んだ後もこじらせた「なっちゃって理系」ぶりは変わらず、講義は全て暗記で乗り切っていました。しかしこの頃、私は一つの衝撃的な学問に出会いました。「量子力学」です。化学科の必修科目である「量子化学」(化合物の電子状態を計算する学問)を学ぶ際の基礎として量子力学に触れたのですが、そのときの衝撃といったらなかったです。このことがきっかけで、物理学への興味がムクムクと湧き上がってきた私。ここで初めて、暗記ではなく考えて学習するという楽しさを少し知りました。その後、物理化学系の研究室に進級して大学院まで行きました。

 

 

●そして就職へ

 

大学院卒業後は化学とは違う分野に関わりたいと思い、システムエンジニアとして就職しました。システムエンジニアと言っても上流(要件定義、設計など)~下流(プログラミング)までさまざまですが、私の就職先は小さな会社であったため、上流~下流の全てに関わることができました。

 

ものづくりに関わるのは楽しく、最初はエンジニアとして技術を極めていこうと鼻息荒く仕事をしていました。しかし、やがて自分の技術力に限界を感じはじめました。高い技術力を持っている人は他にもごまんといる。そしてそのような人たちは、仕事だけではなくプライベートでも開発やものづくりを楽しんでいるのです。私はものづくりにそこまでの熱意を持つことはできませんでした(興味があったのはどちらかというと、ものづくりというよりはプログラミングそれ自体だったのだと思います)。

 

 

●翻訳に目を付けるがそこは茨の道

 

そのうち、「私は技術一本ではなく、技術と他の何かを組み合わせた分野で生きていけないだろうか」と考えるようになりました。そこで目をつけたのが技術翻訳でした。英語は嫌いではありませんでしたし、文章を書くのも好きでした。技術がある程度分かった上で英語がそこそこできれば、技術翻訳者として働けるのではないかと考えたのです。

 

その後適当に技術翻訳のトライアルを受けた結果、運よく 1 社から合格をいただき、5 件ほど仕事を受けました。仕事は IT 企業の Web ページ翻訳から大学の研究室紹介ページ翻訳、英語テキストの翻訳のようなものなど、多岐にわたりました。当時は Trados などの翻訳ソフトの存在を知らず、辞書も購入せず、word と Web 検索だけで乗り切っていました。

 

翻訳作業は孤独だし、ハマるとつらくて結構しんどいな・・・と思うことも多かったのですが、好適な訳語を思いついたときにはパズルのピースがぴったり合うようなすがすがしい感覚を味わうことができましたし、何より自分で直接翻訳会社とやりとりをして仕事をするというのは非常に充実感のあるものであり、会社員として働くだけでは得られない感覚だな、と感じていました。

 

翻訳の面白さに目覚めつつあった一方で、心配だったのは処理スピードでした。当時は仕事をいただいた後に調査や用語収集など何もせず、いきなり原文を訳し始めていました。そのせいか訳出にかなり時間がかかっていました。時給換算すると確か 300 円程度だったと思います。「この程度しか稼げないなら、翻訳だけで食べていくなんて到底無理だなあ」と思っていたことを覚えています。処理スピードを上げたいと思っていましたがどうすれば上がるのか分からず、やがて考えることをやめて、ただ目の前の仕事をもくもくとこなすだけになっていました。

 

 

●妊娠、出産と復職後のもやもや

 

その後妊娠・出産のため翻訳の仕事は休止しました。慣れない子育てにてんやわんやで、とても翻訳の仕事をできる状態ではありませんでしたが、いずれまた再開したいと思い、医薬翻訳の通信講座で細々と勉強を続けていました。出産から 1 年半後、本業で職場復帰しました。子育てしながらですので働く時間に制限があり、会社の同僚に助けられてばかり。自分で仕事をしているという感覚があまり持てないまま日々が過ぎていくなかで、「こんな生活を続けていて、将来何も残らないのではないか。後悔するのではないか」と考えはじめました。そこで、また翻訳の仕事を再開したいと考え始め
ました。

 

 

●レバレッジ特許翻訳講座との出会い&受講開始

 

翻訳の仕事を再開したいと言っても、以前仕事を受けていた会社がすぐに仕事をくれるとは思えませんでした。それに仕事をくれたとしても、また以前のように処理に時間がかかるようではとても専業翻訳者となることは無理だろう、とも感じていました。そこでとりあえず当時受講していた医薬翻訳講座で勉強しつつ処理スピードを上げていき、並行してトライアルを受け、何件か受かったら会社を辞めてフリーランスになってやろうという計画を立てました。

 

フリーランスを目指すにあたり参考になる本を探しているときに出会ったのが、薮内さんの kindle 本「人生は自由形」でした。興味を持って読み進めるうち、「レバレッジ特許翻訳講座」の名前が出てきました。興味がわき、すぐに Web で検索しました。そして管理人さんのブログや講座の Web ページを読むうち、特許翻訳に対する興味が沸々と湧いてきたのです。

 

また講座案内などを読み進めるうち、今やっている医薬翻訳講座は「勉強のための勉強」で、それだけでは到底プロになれないのではないか・・・と思い始めました。特許などの技術的な内容には抵抗感がない。明細書を読むのも楽しそうだ。と感じ、ますますレバレッジ特許翻訳に興味を惹かれていったのでした。

 

その後ビデオ 300 本プレゼントに応募して、講座の内容を確認。このプレゼント動画だけでも、自分のマインドががらりと変わるのを実感しました。この講座は本物だ、と確信し、受講を決意しました。

 

 

【受講 1 年目の振り返り】

 

●1 ヵ月目

 

[やったこと]

 

・ビデオセミナー視聴(CV、講座の進め方、勉強法、ソフトウェア関連を主に)

・マスターCV(初版)作成&提出

・化学・物理の学習開始

・講座受講を理由とした保育園継続申請手続き( -> 失敗)

 

 

[詳細]

 

・マスターCV 提出

 

まずはとにかく CV を出せ!という話だったので、とにかく CV 関連のビデオ視聴を開始しました。並行して講座の進め方や勉強法、各種ソフトウェア(知子の情報、E’storage、XMindPro など)に関するビデオも視聴し、必要なソフトウェアを少しずつ揃えていきました。受講開始から 2 週間後にはマスターCV(初版)を提出しました。

 

 

・化学と物理の重要性

 

曲がりなりにも化学科出身だった私は「自分には化学と物理のビデオは不要だろう」と考えており、すぐに明細書読みや対訳収集に進もうと考えていました。しかしマスターCV 提出時にしていただいた Skype 相談にて化学・物理ビデオの重要性を教えていただき、やはり化学・物理の基礎固めから開始することにしました。結果的に、これは大正解でした。

 

化学・物理のビデオは単に高校化学と物理の知識を説明したものではありません。どう学習して、どういった点に着目すればそれらの知識を特許明細書と絡めることができるのか、明細書を読むために必要な知識はどのくらいの深さなのかを、計 300 本近くのビデオセミナーを通してスパルタ的に身につけることができるものです。正直、この 300 本だけでも講座を受講した価値が十分にありました。ビデオを 1 巡するだけでは到底全てを味わいつくすことはできないので、2 巡、3 巡と回す必要があります。それだけ奥が深いビデオだ、ということです。

 

化学・物理のビデオ視聴を通して学習した考え方やノート作成方法、情報のまとめ方などはもう体に染みついてしまっており、その後の対訳学習やトライアルに向けた学習でも非常に役立っています。

 

また私にとって化学・物理のビデオから得られた一番の収穫は、「考える勉強とはどんなものなのかを理解でき、その方法をスパルタ的に身につけることができた」ことです。今までなんちゃって理系だった私の勉強方法がどれだけ役に立たないものだったのか、本当の勉強とはどんなものなのか、300 本を視聴する間に深く深く胸に刻むことができました。

 

 

・保育園継続申請手続き

 

この頃は会社員として時短勤務しながら講座の学習を進めていましたが、仕事と子育てで忙しくなかなか学習時間が伸びませんでした(平日は多くて 4 時間程度だったと思います)。このままでは 2 年間で結果が出せないのではないかと思い、また会社には特に未練がなかったというのもあり、会社を退職して講座の学習に集中したいと考えはじめました。しかし、会社を退職してしまうと子供が保育園に通えなくなるので、日中子供と一緒に過ごすことになります。それでは勉強できるわけがありません。そこで、会社をやめても子供を保育園に預け続ける方法がないかと考え始めました。

 

管理人さんとの Skype 相談中にこのことをちらっと漏らした時、過去にレバレッジ特許翻訳講座の受講を理由として「就学」要件で子供を保育園に預けていた方がおられるという情報をいただきました。「これだ!」と思いました。そこで、講座の受講案内を全て印刷し、なぜ保育園に預け続けたいのかという理由を書いた書類を作成し、それらを持って役所に直談判しに行きました。

 

しかし、結果はだめ。やはり、民間の通信講座では保育園の要件としては不十分だということでした(地域によっては要件として認められるところもあるようですが、私の住む地域ではだめだったようです)。一瞬目の前がくら~くなった私でしたが、ここであきらめるわけにはいきません・・・。次の手を考える日々が続きました。

 

 

●2 ヵ月目~7 ヵ月目

 

[やったこと]

 

・化学・物理の学習

・退職&大学通信教育の受講による保育園継続申請(-> 成功)

 

 

[詳細]

 

・化学・物理の学習に関する反省点

 

この期間は、化学と物理の学習のみを集中して進めていました。化学・物理を終了するのに約 7 ヵ月かかったことになります。上述のように、この期間にはたくさんの収穫を得ることができましたが、一点だけ後悔があります。それは、「化学・物理と並行で対訳学習やトライアル受験に向けた準備を進めておくべきだった」ということです。

 

私は化学・物理の学習中、本当に化学と物理のビデオしか消化しておらず(おやつビデオや最新ビデオは隙間時間に観ていました)、対訳収集やトライアル受験については化学・物理のビデオが終わってから考えればよいだろうと思っていました。しかしこれは、私にとっては誤りでした。

 

化学・物理は終了したものの Trados の使い方も全く知らないし、対訳収集のスキームもよく分からないし、トライアル受験時の注意事項やスキームも分からない、という状態に陥ったのです。とにかく次の学習を始めないと!と思い、とりあえずざっと対訳収集の方法を確認して見切り発車で学習を進めた結果、処理スキームや学習方法を誤って理解していたり、対訳収集と自力翻訳の違いをよく理解しないまま学習を進めていたり、といったことがありました。

 

化学・物理の学習中から対訳収集やトライアル受験に関するビデオセミナーを視聴したり、スキームを確立しておいたり、少しでよいので実際に対訳収集をやってみておけば、化学・物理の学習後にスムーズに次の学習に移行できたのではと思います。また、先を見据えた学習をすることにより学習に対する危機感が生まれ、より化学・物理の学習が加速したのではないかと思います(私は化学・物理の学習中、少々ゆったりしすぎてしまったなと感じているので)。

 

つまり、「次のことを常に少しずつ先取りした学習をしておけば、現在の学習が加速し、次の学習への移行もスムーズになるのではないか」ということです。人によっては「いや、化学と物理を集中して終わらせてから次のことをした方がよいだろう」と考える人もいるかと思いますが、私は今後も「少しの先取り」を常に意識して学習していこうと考えています。

 

 

・退職と大学通信と保育園継続申請

 

講座受講 2 ヵ月目のことです。民間の通信講座を理由とした保育園継続は認められないが、公的な教育機関(大学など)の通信講座なら保育園継続要件として認められるとの情報を得ました。そこですぐに、大学の通信教育学部へ入学。保育園の要件を「就労」→「就学」に変更して会社を退職し、晴れて学習に集中できる身となりました。ちなみに私が入学した大学の場合、1 年間の学費は 10 万円ほどでした。

 

 

●8 ヵ月目~9 カ月目

 

[やったこと]

 

・対訳シリーズ(IBM レジストシリーズ)視聴

・半導体プロセスに関する学習

・光学に関する学習

・Trados 練習

・テキストシリーズの内容確認

 

[詳細]

 

化学・物理終了後の Skype 相談にて「需要が多く多分野に広げやすい自動車・半導体から攻めるとよい」とのアドバイスをいただき、半導体分野から学習を

 

 

●10 ヵ月目

 

[やったこと]

 

・対訳シリーズ(IBM レジストシリーズ)視聴

・対訳収集、自力翻訳

 

 

[詳細]

 

まだ IBM レジストシリーズをやってます。かなりじっくりと&他の学習と並行して進めたので、2 ヵ月半もかかってしまいました。いくらなんでも時間をかけすぎだったかな・・・と思います。前述のように物理・化学の時点から先を見据えた学習をしていれば、ここでもっと危機感をもってブーストをかけられたのかもしれないと反省しています。

 

 

●11 ヵ月目

 

[やったこと]

 

・トライアルレビュー視聴

・対訳収集、自力翻訳

・開業届を提出し、保育園の要件を「就学」→「就労」に変更

 

 

[詳細]

 

・トライアルに向けて舵を切る!

 

ここで管理人さんから、ブログ記事に関して厳しいお叱りをいただき、ようやく自分がゆっくりしすぎていること、危機感が足りなかったことに気づきます。ここで勉強を加速させないと!という危機感がようやく芽生え、1 ヵ月後にトライアルを受験することに決めました(当初は受講から 1 年 2 ヵ月後に受験する予定でした)。

 

その後は、トライアル受験に向けてトライアルレビューを視聴し、CV に書く得意分野を増やすために対訳収集、自力翻訳に取り組みました。

 

 

・保育園の要件変更

 

これまでは大学の通信教育学部に在籍しているという「就労」要件で子供を保育園に預けていたのですが、2 年目の学費を支払うのがもったいないなあと感じていました。しかし、まだ翻訳での収入がないので翻訳者として保育園に預けることは難しい状況。そこで、ブログの収益がほんの少し(数十円~数百円ですが・・・)出ていたことを理由に「Web ライター、アフィリエイター」として開業届を提出し、フリーランスとして在宅で働いているということで保育園を継続させることができないかと考えました。役所にて相談したところ、OK とのこと。晴れて大学の通信教育学部を退学し、保育園を「就学」→「就労」要件に変更。学費をかけずに学習に集中できるようになりました。

 

 

●12 ヵ月目

 

[やったこと]

 

・トライアル応募(産業翻訳 1 件、特許翻訳 1 件)-> 特許翻訳の方は合格

・トライアルレビュー視聴

・次のトライアル応募に向けた基礎学習

 

 

[詳細]

 

講座受講からちょうど 1 年後にトライアルを初受験。2 件受けたうち、1 件合格をいただきました。ただ、合格はしたものの対訳学習、自力翻訳の量が全然足りておらず、処理スピードも実ジョブレベルには全然届いていないのが現状です。

 

 

【2 年目に向けて】

 

●対訳学習、自力翻訳学習量を増やす

 

トライアルには受かったものの、処理スピードが遅いこともあり、現時点では安定して実ジョブをこなす力がまだ不足していると感じています。そこで、対訳学習と自力翻訳学習を集中的に進め、実ジョブを安定してこなすことができるレベルまでもっていかねばと考えています。

 

 

●トライアルをどんどん受ける

 

合格しても実ジョブをもらえるとは限らない。実ジョブを受け始めてからが一番つらい時期。この一番つらい時期を早く経験して早く成長するためにも、トライアルは月に 1 社のペースでどんどん受けていきます。

 

 

●将来に向けた種を蒔く

 

1 年目の大きな失敗は、「今」しか見ていなかったために「次」を意識した学習ができなかったことです。2 年目は現在の勉強だけではなく、次のステージ(実ジョブ、特許調査、ブログ収益化、コピーライティング・・・)を常に意識して学習を進めていきます。

 

実はこの考え方は講座の至るところで管理人さんがおっしゃっていることなのですが、私にはそれが実践できていませんでした。頭でわかっていても実践できていなかった、ということです。どうやら私には「今」だけに集中してしまう癖があるということに、1 年かかってようやく気付きました。2 年目は失敗しません。「次を意識する」と大きく書いて机の前に貼り出し、毎朝唱え、実践します。

 

 

【講座受講完了時の目標】

 

・特許翻訳 3 社以上、産業翻訳 3 社以上と契約し、安定的に実ジョブを受注していること(12 円/word 以上の高レート取引先を少なくとも 1 社含むこと)

・年収 300 万を達成する見込みがある状態であること

・勉強を常に続けている状態にあること

 

 

【さいごに】

 

この 1 年間は、これまでの人生では見えていなかった別の世界に足を踏み入れた時間でした。一つのことを達成するのにここまで努力している人たちがいるなんて、以前の私は想像もしていませんでした。また 1 年間の学習を通して、これまでの人生において抱いてきた様々な疑問(なぜ自分は暗記じゃないと勉強ができないのか、なぜ体系的に物事を考えるのが苦手なのか、なぜ学校で勉強したことを現実の世界に当てはめることが苦手なのか)に対する答えを見つけることができました。

 

しかし、答えが分かってもそれを実践できるかどうかはまた別問題であり、私はまだまだ道半ばです。あと 1 年間で特許翻訳者として安定稼働できる状態になり、その後は次のステージに向けて驀進していきたいと思います。管理人様、あと 1 年間どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

※管理人より

 

【受講期間との関係】

 

過去数年の講座実績から見て、1年コースというのはかなり無理があるということで、現状1.5年コースと2年コースの2本立てになっています。この方のように、1年で結果を出すとなるとかなりの努力と工夫が必要です。主婦+子育て+昼間の仕事(フルタイム)となると、土日にスクールで1コマか2コマの授業を受けるというケースがほとんどだと思いますが、多少平日に独学をしたとしても1年で結果を出す(トライアルに合格する)というのはほぼ不可能だろうと思います。チェッカー講座やPE講座が新設されているのも、翻訳者としてトライアル合格することが難しくなっていることが背景にあると思われます。

 

 

【勉強時間の確保】

 

会社を辞めて自宅での学習時間を確保すると言っても、子育てと並行してというのは難しいはずです。行政に問い合わせてみる、大学の通信コースを受講する、アフィリエイターとしてフリーランスの立ち位置で届け出するなど、各自工夫する必要があります。特に、アフィリや物販については、サイト構築や実績などのことを考えると事前に「仕込んでおく」ことが大切です。場当たり的、事後的だと、苦しむことになります。

 

 

【パルテノン戦略】 

 

アフィリエイター、ブロガー、特許調査、テクニカルライター、物販、教育ビジネスなど、講座のスキルを使った横展開は可能です。ただし、本業でしっかり結果を出して生活を安定させることが必須条件です。

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