特許翻訳に興味を持った理由を教えてください。
フリーランス翻訳者を志望した際に、まずは専門分野または方向性を絞って学習し、仕事が安
定した後で、徐々に得意分野を広げていった方が、仕事のオファーに繋がるのではないかと考
えました。
もともと特許翻訳を選択した理由は、不景気等の厳しい情勢下でも発明はなされており、特許
翻訳であれば常に需要があるのではないかということ、また単純に、他分野と比べて高めの翻
訳レートが望めそうであるということです。最初は、特許というと、新参者には敷居が高すぎ
るのではないかと悩み、他分野(金融・経済)も検討しましたが、逆に言えば、スキルを磨い
て優れた特許翻訳者として認められれば、必ず翻訳者として生き残れるだろうと思いました。
長女が生まれる前に、某講座を在宅受講し、その後、2011 年~現在に至るまで、●●●にて
在宅特許校正者として勤務しています。
日々の業務を通して、特許明細書(主に日英翻訳)を照合し、誤訳等の修正、用語・表現の統
一を行っています。新規発明に触れられることは、やはり面白く、見慣れない英語の表現を学
び、また発明に関する仕組み、会社情報等を詳細に調査する過程もやりがいがあり、特許翻訳
を選択して正解だったと確信しております。
本講座にどのようなことを期待しますか?
以前に、本講座のサンプルビデオを拝見した折、その内容の充実さにとても驚きました。管理
人様が、ベテラン特許翻訳者としてこれまで積んでこられた技術知識を惜しみなく紹介され
ており、他社の各講座が特許翻訳入門のほんのかじり部分であるとすれば、本講座は真に特許
翻訳者を目指す人をプッシュする特訓講座の位置付けであると見受けられます。
私事を書かせていただきますと、まず、現在の特許校正の仕事に関して、仕事内容は自分の性
に合っており、希望に沿った分の案件をご依頼いただける点では、満足しています。その反面、
非常に神経を使うハードな業務でありながら、最低賃金で生活しており、正直なところ、特許
翻訳者として自立し、その成果に見入ったお給料をいただかないと続けていけません。
TQE に 3 度挑戦しましたが、70 点で合格ライン(翻訳者登録)のところ、毎回 68-69 点で落
第しており、特許翻訳者として飛び立つには、あと一踏ん張りの努力、知識習得が必要だと自
覚しています。また、特許翻訳者・校正者の求人に応募したところ、CV 作成に結構な時間を
費やしたにも関わらず、書類選考も通らなかった経験が 2-3 度あり、自分では問題点が分か
らず、先が見えない状態です。管理人様のおっしゃる、夢子臭が漂う素人じみた CV になって
いるのかもしれません。本講座受講の際には、徹底的にご指導いただけると非常に助かりま
す。また、校正業務では化学案件を任されることが多く、化学・物理系のビデオもじっくり視
聴させていただきたいです。
まずはビデオセミナー300 本で学習後、本講座に申込み、受講中の 1 年間は、自分に活を入れ
て勉強だけに集中し(仕事はお休みします)、短期間で必ず翻訳者登録を目指す所存です。
※ 特許翻訳に興味を持った理由や講座への期待を記した「個人の感想」です。