【私について】

 

理系大学(情報系)卒、30代前半女性(独身)です。

 

【現状】

1年半コースを受講しました。

トライアル受験15社、合格6社。現在は3社(特許翻訳2社、産業翻訳1社)より案件を受注しています。

【講座に興味をもったきっかけ】

 

講座を見つけたのはまだIT企業でプログラマとして働いていた頃でした。
おサルさんのブログを見て、「高卒でも翻訳者になれるんだ」、「翻訳者って家で仕事できていいなぁ」、
「技術系だから私もできるかな」、くらいの気持ちで見ていました。

 

その時の自分は20代後半でもう今の仕事にはうんざりしていて、
何か別の仕事がやりたいと思っていたけど、新しい職を探す元気と勇気はないという状況でした。
おサルさんのブログを眺めているだけの期間が、数年程あったと思います。

 

 

会社員の間は、講座受講までは踏み切れませんでした。
プログラマといえば、どこでもよく聞く話ですが、デスマーチがあります。
連日連夜の残業で毎日夜遅くに帰ってきては、食事してお風呂入って寝て、
翌朝会社に行くという毎日を繰り替えしており、毎日疲れてくたくたで講座受講どころではありませんでした。

 

そんな調子で数年過ごしていたのですが、30代に入ったとたん体と精神がついていかなくなりました。
さすがにまずいなと自分でも感じたので、転職活動をしていた時期もありますが、
結局IT系だと会社が変わっても状況は同じだと感じました。異業種に転職したかったですが、
年齢的にも厳しく全然うまくいかず、仕事も相変わらずハードで、かなりノイローゼ気味になり、
もうこの仕事は続けていけないと思い、思い切って退職しました。

 

退職後は、退職金をもらってしばらくのんびりしようかと思いましたが、
そこでおサルさんのブログのことを思い出しました。

特許翻訳者だったら一人で仕事できるのでわずらわしい人間関係もないし、毎日の通勤もないし、
次の仕事にするにはぴったりだと思いました。結局「家にずっといるだけなので、
これを機に特許翻訳を本格的に勉強すればいいんだ」、と思い、退職後すぐに講座に申し込みをしました。

 

 

【受講開始時の英語、化学、ITレベル】

英語は、特に好きでも嫌いでもありません。旅行や仕事で役立つかなと思い駅前留学は合計で
9年ほどしました(今はやめました)。駅前留学を続けていたおかげ(?)で、TOEICスコアは900点です。

化学は、高校の時受験で選択したため一通りやっています。ですが、大学ではまったくやらなかったため、
講座をスタートしたときは頭の中はほぼ白紙状態です。ITレベル(パソコンの操作)は、特に問題ありませんでした。

 

 

【講座受講中の様子】

1. 開始直後~3か月

・日本語で明細書を読む

・P&Gなどの対訳シリーズのビデオ視聴

・岡野の化学

・CV、トライアル関連のビデオ視聴

・CVの作成

・Tradosの導入、必要な辞書の購入

・トライアル1件(不合格)

 

勉強時間についてですが、私は退職していたので、
1日10~12時間程度は講座の勉強に充てていました。

 

まず、私はこの講座に入るまで特許明細書を読んだことがなかったので、
興味のありそうな明細書を日本語で読んでみました。

 

簡単そうなのを選んでみたものの、内容が自力ではさっぱりわかりませんでした。
技術的な解説がないと理解できないなと思い、P&Gなどの対訳シリーズを見ました。
対訳シリーズで、翻訳するにあたっての、調査の仕方、訳語の確定の仕方を学びました。
実際の特許翻訳者の方がどの程度の深さまで調査を行っているのかを目の当たりにできるのが
この講座のよいところだと思います。まずは、自力で訳さずに管理人さんが訳しているところを見て、
やり方を学ぶのが近道かと思います。

 

また、対訳シリーズを見ているときに、化学の知識が全然ないことに気づきました。

 

管理人さんの解説を聞いても基本的な化学がわかっていないので、明細書の内容がすんなり理解できませんでした。
なので、岡野の化学も少しずつ進めていくことにしました。岡野の化学は、1つのビデオごとに
細かくノートを作っていったのでかなり時間がかかりましたが、
ノートを見返せば何を習ったかが思い出せるので、しっかりノートを作るのがおすすめです。

 

また対訳シリーズと並行して、CV関連とトライアル関連のビデオをまとめて見ました。

 

講座開始1か月後ぐらいにはCVを管理人さんに提出し、添削していただきました。
CV作成時に、自分の専門を何にするかを決めました。それまで自分の専門分野をどうするかを
延々と悩んでいた覚えがありますが、結局専門は何でもいいので「えいや!」で決めるのが大事だと思います。
勉強するための対象を決めるだけで、自分に向いてなければ途中で変えてしまえばいいだけです。
私は、学歴職歴共にIT系ですが、今専門にしているのはIT系ではありません。

 

Tradosなどの必要なソフトや辞書もこの時期にまとめて買いました。
Tradosはちょうどセール時期だったので、お安く買えました。キーボードや外付けHDなども買いました。
結局後から必要になるので、必要な道具は早めにそろえたほうが、講座が進めやすいかと思います。

 

また、講座3か月目に1件トライアルを受験してみました。これは特許翻訳ではなく、産業翻訳で、不合格でした。
トライアルとはどんなものなのか早く受験してみたくて、興味本位で応募してみました。
この応募でトライアル受験の気持ちの上でのハードルが下がりました。

 

 

2. 4か月~6か月

・対訳シリーズ

・岡野の化学

・明細書を翻訳⇒公開訳文と比較

・トライアル4件(1件合格)

 

3か月までと同様に、ひたすら対訳シリーズと岡野の化学をやりました。
対訳シリーズは、まず自分で訳してみてから管理人さんの訳と比較して違いを見るようにしました。
翻訳の練習とメモリ増強のために、公開訳文の対訳取りもやりました。

 

この時期に受験したトライアル(産業翻訳)で初めて1件合格をいただきました。
うれしくて舞い上がりましたが、これが調子にのるきっかけだったかもしれません(汗)。

 

 

3. 7か月~9か月

・対訳シリーズ

・岡野の化学

・明細書を翻訳⇒公開訳文と比較

・トライアル5件(1件合格)

 

この時期も前と変わらず、ずっと対訳シリーズ、岡野の化学、対訳取りをやりました。
前に合格した翻訳会社からの初仕事を受けたのもこの頃です。

 

自分のイメージではこの頃にはトライアルにたくさん受かるようになるだろうと思っていたところ、
立て続けに不合格になり、かなり落ち込んでいた時期です。中だるみ期間だったと思います。
管理人さんに訳文を見てもらいどこが悪いかコメントをもらったりして励ましていただきました。

 

 

4. 10か月~12か月

・岡野の化学、橋本の物理

・明細書を翻訳⇒公開訳文と比較

・トライアル3件(3件合格)

 

10か月目にトライアルに3件立て続けに合格し、
11か月目から仕事を頻繁にいただけるようになりました。

 

仕事を頻繁にいただけたので、この時期はほぼ仕事しかしていません。
うれしくなってたくさん仕事を詰め込み過ぎてしまいました。
今思い返すと、そのあとのより高レートの翻訳会社のトライアル受験のことを考えて、
仕事をセーブして勉強や対訳取りを継続していくべきだったかと思います。

 

管理人さんにもスカイプ相談時にそう言われましたが、なかなか仕事を断ることができませんでした。
この時期に勉強を継続していれば、高レートの翻訳会社に早めに挑戦できたかと思います。

 

 

5. 13か月~

・橋本の物理

・トライアル関連ビデオ視聴

・トライアル2件(1件合格)

 

仕事を少し減らして、トライアル関連ビデオを再度見返し、
狙っていた高レートの会社2社のトライアルに応募しましたが、1件合格1件不合格という結果でした。
不合格になった理由は、管理人さんに解説していただいたので、見直ししてまた再チャレンジしたいと思います。
合格したもう1社の方は、今のところ順調に仕事をいただいているので、
この状況が継続できるように、勉強を続けていこうと思います。

 

 

【購入品について】

パソコン(メインとサブの2台)、バックアップHD、Trados(2ライセンス)、
キーボード、辞書、プリンタ(モノクロレーザープリンタとカラープリンタ)、
知子の情報、オフィス用椅子など、講座内でおすすめされているものは大体揃えました。
参考書なども欲しいと思ったものは躊躇せずに全部買いました。

 

 

【受講した感想】

 

もしこの講座に出会わなければ、自力では特許翻訳者になれなかったと思います。
私は、意識が散漫気味でなかなか1つのことを継続してやれない性格です。

 

勉強もあまり好きではなかったので、大学入試も高校の時の成績ですんなり入れる大学を選びました。
なので、ハードに受験勉強をしていません。就職先も、面接を受けて2社目ぐらいの会社にあっさり決めました。
自分にとって楽な選択肢を選びがちです。

 

この講座に出会ったときに、この講座は厳しそうで、私には無理なんじゃないかと思いました。
ただ、受講感想を読むとわかるように、様々なバックグラウンドの方が特許翻訳者になっているし、
フルタイムで働きながら受講し特許翻訳者になっている人もいるので、
私みたいな意識散漫な人でも勉強を継続していけるようなノウハウがあるのではないか、と思いました。
実際、何度も心がくじけましたが、最終的に特許翻訳者になることができました。

 

私が勉強を続けていけた理由は、

 

【1.ブログを書いた】
【2.気が緩んでいる時はおやつビデオで意識を高く持ち直せた】
【3.本当にダメな時は管理人さんに直接相談して励ましてもらった】の3つだと思います。

 

【1.ブログを書いた】ですが、仕事がない時期は、ブログは極力毎日書くようにしました。
特に役立つようなことは書いてないですし、見たビデオの一覧を書くのが連日続くだけのような時期もありますが、
それを書くためにビデオを視聴しよう、特許を読もうという気になりました。
ブログを書かなかったら、どんどん自分に甘くなって、何もしない日が続いてそのままフェードアウト…
となっていたと思います。他の受講生のブログを見ると、長くてためになる記事を書いている方がたくさんいて
すごいなと思いましたが、自分の使いやすいようにブログを使ってもいいと思います。

 

【2.気が緩んでいる時はおやつビデオで意識を高く持ち直せた】ですが、
おやつビデオは、何かしら毎日見ました。ビデオを見ると自分の緩んだ意識がぴしっと高くなり、
自分がいま勉強しているのは【自分のQOLを上げて楽しい理想の人生を送るため】なのだ、と思い出せました。
たまに映画を見たり遊びに行ったりしましたが、そこでたるまずにまた勉強に戻れたのは
ビデオで何度も意識を高く持ち直してもらったおかげだと思います。

 

【3.本当にダメな時は管理人さんに直接相談して励ましてもらった】ですが、
特にトライアルに立て続けに不合格になった時に、随分落ち込んで、特許翻訳者なんて無理だわ…
と思った時期がありました。その時は掲示板で管理人さんに泣き言を言って、励ましてもらいました。
あんまり頻繁にやると管理人さんに迷惑かもしれませんが、
どうしても元気がでないときには相談してみるのがいいかと思います。

 

あと一つ重要なことは、管理人さんがビデオでよく言われている【過去は棚上げ】することです。

 

私は、あまり前向きな性格ではなかったため、
「どうせ自分は特許翻訳者になれないんだわ…今までもあれもこれもだめだったし…」
と何度も落ち込んだりしましたが、その落ち込んでいる時間は単なる無駄時間で何の生産性もありません。

 

その時間に1つ特許明細書を読めばちょっとレベルアップできます。
その少しのレベルアップの積み重ねが、特許翻訳者になるための道だと思います。
落ち込んだときは時間を無駄にしてはいかん!と思い直して、特許明細書を読みましょう。

 

 

【最後に】

講座を離れたら自力でやっていかなければいけないので少し不安はありますが、
問題を解決していけるような思考力や行動力は講座のおかげで以前より増したと思います。

 

本当に受講してよかったです。苦しいこともたくさんありましたが、充実した毎日でした。
受講していなかったらと思うとぞっとするほど、自分の人生に対する姿勢が以前の自分とは変わったと思います。
自分でもがんばれば特許翻訳者になれるんだということは、自信になりました。

今後は翻訳だけでなくネットビジネスなどの新しい分野に挑戦したり、
別の地域に移住したいと思っています。本当にありがとうございました。

 

 

※ 個人の感想であり、すべての人の同様の成果を保証するものではありません。

 

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