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文系大学(国際学部)を卒業し、保険会社に営業として就職をしました。

 

朝は早く夜は遅く、会社支給の携帯電話は休日でも常に持ち歩き、
体力的にもハードな毎日でした。6年ほど勤めて仕事には慣れましたが、
このまま同じように仕事を続けていけるのか、正直不安になっていました。

 

仕事は何であれ働き続けたいと思っていたため、
できれば自分の意志で長く続けられるような、いわゆる「手に職」系の
お仕事ができないかと考え始めました。

 

 

資格を取って働くような方法なども考えながら、
元々映画が好きで配給会社への就職を考えていた過去もあり、
字幕翻訳」に興味を持つようになりました。

 

その後、仕事をしながら翻訳スクールの「基礎講座」に通い始めましたが、
その時は「翻訳とはどんなことをするのかちょっと覗いてみよう」
くらいの気持ちでした。

 

しかし、始めてみると久しぶりに英語を勉強するのが非常に楽しかったのもあり、
ゆくゆくは在宅でプロとして仕事ができるかもしれないなどと、
わりと安易に翻訳を仕事にしようと決めました。

 

 

それから、同じスクールで「映像翻訳」などを学んだのですが、
映像翻訳を仕事にするのはすぐに挫折

 

その理由とは、実際に映画字幕の翻訳をされている講師の方が、
「映像翻訳は、単価が低くてお金にならない。趣味や達成感のために
行う仕事です。」とおっしゃっていたこと。

 

実際はどうなのか分かりませんが、仕事をされている講師の方が
おっしゃるということは、すぐにお金を稼ぐのは難しいだろうと判断しました。

 

 

仕事には収入も重要という気持ちがあったため、実務翻訳に方向を変えて、
スクールで出会った講師の方の個人勉強会に参加しながら勉強をしていました。

 

その後、派遣で自動車部品会社の社内翻訳者として就職。

 

初めて翻訳者として仕事ができる!と最初はとてもうれしく、
勉強することもたくさんあり非常に充実していました。

 

しかし、収入面では以前の仕事と比べて3分の1くらいになり、
翻訳が仕事にはなったけれども、派遣で仕事を続けていくことに
不安
を感じるようになりました。

 

 

以前から「特許翻訳は単価がいい」という中途半端な知識があったため、
この頃にいろいろとネットで検索するようになり、
こちらの講座を知ることになりました。

 

正直、「特許翻訳」は専門性が高すぎて文系出身の自分には不可能だ
と思っていました。

 

恐らくスクールに通っていた当時に本講座と出会っていても、
自分にはピンと来ていなかったと思います。

 

しかし、「翻訳者として仕事がしたいから業界は問わない」
ということでチャレンジした自動車部品会社での社内翻訳で、
車の知識など全くなかった自分が、とにかく勉強しながら翻訳する
という毎日を送ったことで、

 

もしかしたら自分にもできるかもしれないと思えるように
なっていたのだと思います。

 

その気持ちと、管理人さんがおっしゃっていた
「メンタルブロックをはずす(文系でもできる!)」
というお話が、1歩を踏み出すためのきっかけになったと思います。

 

 

 

★本講座を受講する前、どのような点が不安だったか。

 

講座に対しては、それほど不安な点はありませんでした。

 

お試しビデオもありましたし、何よりも「真面目に講座に取り組むことが
できればプロになれる」という道筋が示されていたからです。

 

それよりも、講座の内容についていくことができるのか、
自分が本当にやり切れるのかということについての方がよほど不安でした。

 

とにかく、現状を変えるにはやるしかない!という思いでした。

 

もちろん、管理人さんのブログと初めて出会った時には
怪しい部分の方が多かった(すみません)のですが、
管理人さんがブログでおっしゃっていたことが
胸に突き刺さるようにして残りました。まさに自分は夢子ではないかと。

 

その後、ブログを過去に遡って読み、分厚い講座案内を読み、
さらに既にプロになって活躍しておられる方のブログや受講感想を読み、
最終的にお世話になろうと決めました。

 

私にとっては、卒業された方・現在受講中の方の実際の声(ブログ)が
一番講座を受講するための助けになったと思います。

 

 

 

★本講座を受講してみてどうだったか

 

考えていたよりも、非常に具体的な講座でした。

 

元々翻訳スクールに通学経験があったため、
通学が通信になったものくらいにしか考えていませんでした。

 

しかし実際には、

 

ビデオの中で管理人さんが「特許翻訳者に必要なものは、英語力、国語力、
ITスキル、自己管理力、営業力」とおっしゃっていたように、
特許翻訳者として自立するために必要なことが全て網羅されている講座でした。

 

翻訳者になるには、やることがいっぱいあるじゃないか!

 

と密かに驚いていました。もうこれだけで、ただ英語のスキルアップだけ
していても意味がないことに気が付きました。

 

 

講座では最初にPC周りの準備を整えて(エディタやTrados、辞書など)
それから実際の明細書を使って、どのように読み込んで、学習して、
資料を揃えてという、実ジョブを行うことを想定した流れでした。

 

どのビデオも情報量が非常に多く、理解して飲み込むだけで精一杯でした。

 

分からなければ何度もビデオを観られる、というのも私には合っていました。
一度観て分からなければ、調べて勉強してもう一度観る。
飲み込みの遅い自分には、このペースで進められたことがとても良かったです。

 

この一連の流れを何度も繰り返すことがとても大切だったのだと、
初めてお仕事を受けた時に改めて感じました。

 

講座で勉強をさせてもらったことが、全て仕事に活かされていると思います。

 

 

 

★受講中の勉強時間・勉強方法

 

講座を開始した当初は、一応フルタイムで勤務していたため、
自宅学習は1日5時間程度でした。

 

帰宅してからの学習は睡魔との戦いであったため、
管理人さんを見習って朝勉に変えました。

 

朝4時に起床し、ビデオを2~3本観てメモしておいて、帰宅してから
調べ物や復習を行い、午後10時までには寝るようにしていました。

 

仕事はフルタイムでしたが、わりと暇な時が多く、
朝ビデオを観た時にメモしておいた用語や明細書・資料を職場に持ち込み、
勝手に勉強していました。

 

あと、受講前はお昼ごはんを同僚と社員食堂で食べていましたが、
お弁当に変えて自分の席でビデオを観るようにしました。

 

ビデオの消化本数は、物理・化学を含めて800本程度でした。

 

お仕事をいただき始めてからは思うように進められず、
タイトルを確認しながら適宜観るようにしていました
(例えば、CV作成時にはCV関連のビデオを視聴)。

 

法律シリーズや対訳シリーズで未消化のものもあります。

 

順番としては、Xシリーズのテキストと並行して最初から観始めて、
ツールなどの準備を行ってから対訳シリーズに入りました。
物理・化学コースが増えてからは、対訳と並行してビデオを観ていました。

 

 

 

★本講座受講の結果

 

2014年10月に講座を開始して、2015年9月より応募を開始。

 

計5社に応募して、2社合格(うち1社は翻訳者・校正者の両方に合格)し、
そのまま登録となりました。

 

2015年11月頃より2社から定期的に受注し、
1社からは合計18件(1年間)、
もう1社からは合計6件(半年間、うち1件は校正)となりました。

 

 

 

★受講開始後、最短で結果を出すためには?

 

早めにPC周りや必要なソフトなどの環境を整えて、
すぐに対訳シリーズのビデオに入った方がいい
と思います。

 

実際に仕事を受けた時の流れをより意識して勉強を進めていけば、
もっと早く応募ができたと思います。

 

そしてCVも早めに準備すべきだと思いました。

 

最初は特に書けるようなことがなくて困っていましたが、
得意分野や翻訳スピードなどまだ自分で分からない部分は「空白」にしておいて、
徐々に埋めるように書いていくといいと思いました。

 

 

 

★他の翻訳講座・スクールの受講歴(あれば)

 

大手の翻訳スクールに1年半通学していました。

 

最初に「翻訳基礎」コースに半年、
その後「映像翻訳」「文芸翻訳」「実務翻訳」の各コースを
1年受講しました。

 

全て1週間に1コマ100分で、課題が与えられて翻訳をして
次の週に持参して答え合わせをする、という形式でした。

 

実務翻訳」では、「よく使われるフレーズ」を翻訳することが
メインでしたが、英文の分野もばらばらで、だいたいが1~2文程度
の文章であるため、力がついたのかどうかもよく分かりませんでした。

 

実際の仕事でどのような文章を相手にするのか想像もできない状態で、
今思えばプロとして仕事ができるようになるレベルには
到底たどり着けなかっただろうと思います。

 

 

クールと本講座を比較して何が1番違うかと言えば、

 

本講座では「1年でプロになる」という明確なゴールを掲げ
その道筋を示していることです。

 

方法も上に書いたように非常に具体的ですし、
本当に1年でプロとしてデビューできるだけの準備ができます。

 

単純に英語や知識の勉強だけでなく、学習の方法、PCの選び方、
ツールの使い方、翻訳会社への応募の仕方、さらにその先のビジネスなど、
あらゆることが講座に含まれています。単純に「特許翻訳を学ぶ」
という枠に収まりきらない講座だと思います。

 

スクールには全くそれがなく、ただ翻訳だけを勉強し続ける場所
だったように思います。

 

それ以外のことは個人に任されてしまうため、スクールだけで
在宅で仕事ができるレベルになれたかどうかは分かりません。

 

翻訳に興味を持って、スクールで「翻訳基礎」コースを受講されていた
方たちのどのくらいが本当に翻訳者になったのだろうか、と思います。

 

本来であればそういったことも含めて「自分の力でプロになる」
ということだと思いますが、本講座を受講すれば、
いろいろな意味で時間の短縮になると思います。

 

例えば、エクセル形式の用語集も、非常に便利です。
だいたいの用語はヒットします。これを1から自分で作成するとなると、
ものすごい労力だと思います。

 

 

 

★自分について

 

高校からずっと文系でした。好きな教科は英語くらいで、
社会もダメでした。

 

高1の時に化学を勉強していたと思うのですが、
全く記憶に残っていません(かろうじて元素表を授業中に眺めたような
記憶がある程度)。きっと諦めたのだと思います。

 

数学も高2で挫折。テストで赤点を取らない程度にしか
勉強した記憶がありません。

 

講座を受講し始めた時は、派遣で社内翻訳者をしていました。

 

 

 

★本講座受講前のレベル(自己評価)

 

「英語がちょっとできる人」程度でした。理系知識は、ほぼゼロ

 

ビジネスで通用するような知識がある訳でもなく、
分野が選べるようなレベルでもありませんでした。

 

また、翻訳を仕事にしたかったにもかかわらず、
作業に使うのは電子辞書1つという非常にお粗末な状態でした。

 

Tradosについては、上記のスクールに通学中、
「実務翻訳」を担当されていた講師の方がわりと否定的なご意見を
持っていたので、それを鵜呑みにしていたような感じでした。

 

 

 

★本講座受講検討中の方へのアドバイス

 

現状を変えたいと強く願う方には、是非おすすめしたいと思います。

 

管理人さんのブログにたどり着かれた方は、何らかの理由があって
「特許翻訳をやってみよう」と思われている方ばかりだと思います。

 

どのような理由があるとしても、講座には現状をいい方向に
変えるためのヒントがたくさんあります。

 

受講料は決して安い訳ではありませんが、
上に書いたように本当に多くのものが得られます。

 

未来の自分に投資する」という意味がよく分かりました。
必要経費です。実際にお仕事をいただけるようになれば、
何の問題もないことでした。

 

 

 

★どういう人は受講すべきでないか

 

管理人さんのブログやメルマガでピンとこない方は、
受講の必要はないかと思います。

 

 

 

★今後の予定

 

2年後までには収入を3倍にしたいです。

 

今年1年で仕事を行う基礎はできたと思うので、
さらに効率化・知識の増強を図りつつ、
ネットビジネスにもチャレンジしていこうと考えています。

 

将来的には、移住ではないですが、イギリスまたはフランスに
別荘でも買って、1年のうち2~3か月くらいはそちらで過ごす

なんてことができればいいなと思っています。まだまだ遠い夢ではありますが。

 

 

 

★その他

 

私は、この講座と出会うことができて本当に良かったと思います。

 

出会っていなければ、今もまだ派遣で翻訳者をしていたのかと思うと、
先の見えない不安に悩まされていたのではないかと思います
(もしかしたら、派遣切りなんてことも・・・)。

 

独学で在宅での仕事を始めていた可能性もありますが、
そこにたどり着くまでの道のりは意味もなく長いものになっていただろう
と思います。

 

私は、本当に理系知識ゼロでした。

 

意志が弱い部分もあり、受講中の勉強も十分であったとは言い切れません
(ビデオを全て網羅した訳でもありません)。

 

それでも、少しずつお仕事をいただけるようになりました。

 

私には特別なスキルや知識など、何もありませんでした。
2年間、管理人さんからビデオを通じて叱咤激励をいただきながら、
講座を続けてきた結果です。

 

最後に管理人様とG様に、心よりお礼を申し上げたいと思います。
2年間本当にお世話になりました。きっと今後も講座は
バージョンアップされていくと思いますので、自分のレベルアップのために、
またいつか再受講させていただきたいと思います。

 

いつか管理人さんに「銀座でお寿司を奢る」という夢を
叶えられるといいなと思っています。
本当にありがとうございました。

 

 

以前に受講感想を提出させていただきましたが、
少しだけ付け加えさせていただきます。

 

 

 

★本講座受講検討中の方へのアドバイス

 

本講座を受講して良かったと思った部分は、
分からないことを調べて知識を増やしつつ、適切に訳すための
一連の流れをビデオで見ながら学べるという点です。
非常に実践的で、あらゆることに応用が効く方法です。

 

私は以前、翻訳スクールに通っていたことがあるので、
比較すると内容の濃さが全然違います。

 

一概に全てのスクールがそういった形式であるとは言えませんが、
基本的にスクールは「お勉強の場」でした。

 

英語のテクニック的な学習が多く(例えば、副詞や数の訳し方など)、
その単語が次に登場したら訳せる可能性は高いですが、
文脈によっても訳し方は異なるため本当に適切かどうかは分かりません。

 

当時は「そう訳すのが正しいのだ」と、
単純に勉強した気になっていただけだったと思います。

 

この講座では、実際の明細書を前にして、どのように考え、
どのようにソフトを使い、どのように検索して学習しながら
翻訳を進めていくのかを実践して見せてくれます。そのやり方を覚えます。

 

実ジョブをいただくようになってから、
この学習方法がいかに重要であったのかを思い知りました。

 

トライアルを受けて「化学分野」で登録されても、
必ずしも得意分野の案件をいただける訳ではありません。

 

管理人さんもビデオの中でそうおっしゃっていましたが、事実そうでした。

 

例えば私の場合、明細書シリーズにあったIBMレジストに興味を持ち
勉強をしていたため、CVの得意分野に「レジスト、半導体」と記載して、
関連する書籍などを書いて応募しました。

 

しかし、実際に初めていただいたお仕事は「臍帯血幹細胞」
に関する明細書でした。

 

正直、死ぬかと思いました。

 

もともと文系でしたので、理系知識は講座で勉強した分がすべてでした。
最初は、明細書に何が書いてあるのかさっぱり分からず、
もうどこから手を付けたらいいやら。

 

ただ、講座で行っていたように「背景技術」をノートに貼付し、
用語を調べつつマインドマップで整理して・・・という感じで
勉強しつつ翻訳し、何とか期日までにやり終えることができました。

 

時間が足らずに徹夜っぽい時もありましたが、
初めていただいたお仕事で絶対に手を抜きたくなかったため、
講座で学んだ方法をフル活用して挑みました。
恐らくトライアルよりも本気でした。

 

講座では、目の前の明細書と闘う方法を学ぶことができたと思います。

 

翻訳のテクニックや英語・理系の知識は、
あくまで翻訳をする上での武器です。

 

その武器を実際にどう使って闘うのかが、重要なのだと思います。
本当にこれを理解したのは、実際にお仕事をいただいてからでした。

 

また、この方法は、きっと何に対しても適用可能だと思います。

 

例えば、特許翻訳で学んだことを、ネットビジネスにも展開できる
ということがビデオの中で提示されています。
特許翻訳が入口となっていますが、出口はもっと大きいです。

 

 

 

★現在の仕事について

 

在宅で仕事を始める前は、派遣で社内翻訳をしていました。
仕事としてはフルタイムでしたが、特に残業もなく、
基本的に1日8時間労働で週休2日でした。

 

現在は完全に在宅で、定期的にお仕事をいただいています。

 

基本的には1日8時間を目安に仕事をし、週休などはいい加減ですが、
それでも入ってくる対価としては派遣社員の時よりも約2倍になりました。

 

派遣社員の時には、自分の将来に漠然とした不安がありましたが、
今は自分の力で何とかやっていけそうな気がしています。

 

講座受講前は「翻訳で一生食べていこう」と思っていましたが、
講座のおかげでネットビジネスなどの世界があることを知りました。

 

「継続は力なり」を信じて、さらに自分に投資をし、
ステップアップを図ろうと思っています。

 

 

 

★受講前のイメージと実際はどう違ったか

 

管理人さんのイメージは、ちょっと違いました。

 

ブログの過激発言などから、もっと破天荒そうなイメージ(すみません)
でしたが、受講生への対応は非常に細やかで丁寧でした。

 

質問に対するレスポンスも速いですし、情報提供も多く、
いつも受講生を気に掛けてくれていると思います。
とても面倒見のいい方なのだろうと勝手に思っています。

 

 

 

★夢

 

最近、将来的に家を建てようかなと考えています。

 

10年後くらいを目標に。どんな外装・内装がいいかなと、
休憩時間などに時々ネットで画像を検索してストックしています。

 

まだまだ、予算も場所も何も決めてはいないのですが、
家の写真を見ながらモチベーションを維持できるといいなと思っています。
以上です。

 

本当にありがとうございました。これからも継続していきます。

 

 

※ 個人の感想であり、すべての人の同様の成果を保証するものではありません。

 

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