Facebook にシェア
LinkedIn にシェア

30代、文系、派遣社内通訳・翻訳者、既婚、1歳児の子ども一人。

 

現在、派遣通訳・翻訳者としてプラント保守サービスに関連する
現場・会議通訳、契約・技術・その他メール文書等の翻訳業務に携わっています。

 

ずっと派遣で働くわけにもいかないので、
稼げるフリーランス翻訳者にシフトしたい
と考えています。

 

 

 

【どのようなきっかけで特許翻訳・本講座に興味をもったか】

 

派遣契約満了の時期が近づくなか、
その先の保証が無い現実を目の前にしたとき、長年なりたいと思っていた
フリーランス翻訳者という選択肢に向けて準備を始めました。

 

当初は、特許翻訳はレベルが高すぎて自分には無理だと
勝手に思っていましたが、派遣通訳・翻訳の仕事を通して
技術系の知識を増やしていくことに楽しさを感じている自分に気づいたことと、

 

翻訳講座について検索するなかで、
「レバレッジ特許翻訳講座」の卒業生のブログ「サルでもできる特許翻訳」
に出会い、特許翻訳への興味が一気に大きくなりました。

 

管理人さんのブログとメルマガを購読し始めてから、
自分の人生や将来に対する考え方が大きく変わったと思います。

 

始めの頃は、その毒舌ぶりに少し引いてしまっていた部分もありましたが、
読み続けるうちに、管理人さんの言うことは正論で、
厳しい口調でありながらも一貫性があることが理解できるようになりました。

 

巷の翻訳スクールの通信講座を受ける前に
管理人さんのメルマガを読むことができて、
時間とお金を無駄にしなくて良かったと心の底から思いました。

 

 

 

【本講座を受講する前、どのような点が不安だったか】

 

最初に不安に思ったことは、本当に信頼できる講座なのかということでした。

 

しかし、管理人さんや受講生、卒業生のブログを読み
無料で公開されている300本のビデオを視聴することで
その不安は完全に無くなりました。

 

しかも、受講を検討している段階でビデオセミナーは
1600本を超えていましたので、
受講料も高すぎることはないだろうと思えました。

 

 

次の不安は、どれだけの時間を勉強に注ぎ込むことができるか
という点でした。

 

受講前の時点で、生後4か月の息子がいましたし、
派遣の仕事も忙しくなることが分かっていました。
そんな中、どのようにして時間を確保するのかハッキリとした
対策案があったわけではありませんが、

 

「とりあえずやってみるしかない。やってみなきゃ分からない」

 

と自分を納得させていました。

 

 

あとは、家族です。

 

自分の勉強時間を確保するためには妻の協力が欠かせないため、
それを受け入れてくれるのかが不安でした。

 

妻にかかる育児と家事の負担がどのくらいのものになるのか
想像も出来ませんでしたが、

 

「3年後には年収1000万円稼げるようになる」

 

という目標を伝え、それを約束することで講座の受講と期間中の
全面的な協力を受け入れてもらいました。

 

 

 

【本講座受講前のレベル(自己評価)】

 

英検1級、TOEIC990点だったので、
英語のレベルに関しては自信がありました。

 

派遣で電機関連分野の通訳・翻訳業務に携わっているので、
その特定分野に関しての知識と翻訳のレベルには自信がありましたが、
その他の理系知識・専門知識は低レベルでした。

 

ITスキルに関しての自己評価は「中の上」レベルでした。

 

通常のビジネスレベルでのITスキルは全く問題がなく、
ネットワーク、ソフトウェア設定などに関しても、
過去の仕事で携わった経験から、ある程度は自分で対応できる自信はありました。

 

 

 

【本講座を受講してみてどうかったか】

 

受講を始めてからまず取り組んだことはマスターCVの作成です。

 

関連するビデオを視聴することで今までイメージしていた
職務経歴書では通用しないことがハッキリと理解できました。

 

そのうえで、どのように自分自身をアピールした方がいいのか、
フリーランス特許翻訳者として仕事を獲得するためには
自分にどんな実績と能力が必要なのか、
真剣に考えながらCVを組み立てることができました。

 

完成させたCVを管理人さんにレビューしてもらい、
講座受講開始後1か月くらいでマスターCVを作成することができました。

 

管理人さんのアドバイス通り、
マスターCVを早めに作成しておいて良かったと思います。

 

マスターCVは、勉強を進めていくなかで、
目指すべき自分になるために何が足りないのか、何をするべきなのか、
といった指標になります。

 

また、新しい実績やスキルが増えたときにCVを更新することで、
自分自身の成長が目に見えることで達成感や、
さらなるモチベーションにもつながります。

 

 

PCや周辺機器、ソフトウェアなどに関するビデオを視聴することで、
自分に役立ちそうだと思うものを少しずつ購入して
環境を整えていくこともできています。

 

特に、PC、キーボード、マウス、イスといった
基本的な装備の選び方については、今まで考えもしなかった注意点や
選ぶポイントを知ることができたのは大きかったと思います。
因みにイスは未だ購入できていません。

 

 

ブログやメルマガで皆さんご存知のように、
管理人さんは容赦のない方で、質問のしかたについても厳しいです。

 

疑問に思ったことは、まず自分で考え、自分の思考過程を整理し
仮説を立てたうえで質問をしなければいけません。

 

最初のころは、「気軽に質問することはできないなぁ」
と思ったりしていましたが、

 

自分が疑問に思っていることは何なのか、
自分で答えやヒントを探そうと試してみたか、それはどんな方法か、
その結果、自分で考え得る答えや方向性は何か、
といったことを意識するようになりました。

 

それは、そもそも何かを学ぶときには必要不可欠な思考過程であるということ、
これまでの自分がどれだけ浅い考えしかもっていなかったのか
ということに気付かされました。

 

フリーランス特許翻訳者として当たり前の頭の使い方について、
非常に良い訓練になったと思います。

 

 

そして、質問をしたときの管理人さんからのレスポンスの速さには驚きます。

 

正しい質問をすれば、すぐに回答が返ってきます。
受講中は、管理人さんに何度も質問できますが、
その特権を最大限に使い切れなかったのが心残りです。

 

もっと多く学び、自分が分からないことを増やし、それについて考え、
受講期間中、管理人さんに質問する機会をもっと増やすべきでした。

 

 

現在の受講生には、2100本以上のビデオセミナーが公開されています。

 

自分の勉強を進めていく中で、あることに疑問を持ったとき、
関連するビデオはないか検索する機会が何度かありました。

 

しかし、タイトルから中身を予測することができないビデオもありますので、
もし、タグなどの検索オプションを使ってビデオの中身について
検索できれば、もっとビデオをうまく利用できたのではないかと思います。

 

 

 

【受講中の勉強時間・勉強方法】

 

昼間は派遣の仕事がありましたので、
勉強時間の平均は平日3時間土日祝日6時間くらいでした。

 

始めのころは仕事から帰宅後、就寝前に勉強していましたが、
眠くなってしまうことが多かったことから、途中から、早く寝て
午前3時から午前6時まで勉強するスタイルに変えました。

 

休みの日は、平日仕事に充てている時間をそのまま勉強の時間に
充てることが出来れば良かったのですが、自分の心の弱さから、
妻と1歳の息子と過ごす時間を削ることが出来ず、
休みでも3時間しか勉強時間を確保できなかったこともありました。

 

派遣の仕事が忙しくてほとんど勉強する時間が取れなかった時期もあり、
勉強時間に充てられたのは年間1000時間程度でした。

 

 

勉強方法としては、

 

まずはCV関連のビデオを参考にCVを作成し、
勉強法に関連するビデオを参考に自分に合った勉強方法について
考えることから始めました。

 

そこから、明細書や請求項などの読み方に関するビデオを視聴したうえで、
自分の得意分野に関連する特許を読み、新しい用語や技術について学び、
対訳を取ってメモリを増やしていくことを主に進めてきました。

 

その合間に、特許翻訳の勉強や仕事に役立つハードやソフトに関連する
ビデオを時々挟み、キーボードやマウスを購入し、知子の情報や
XMindなどのソフトウェアを徐々に増やして環境を整えていきました。

 

時折、特許翻訳業界の裏話や求人情報の検索方法など、
個人的には「Tips」としてカテゴリ分けしたビデオを
ランダムに視聴していました。

 

 

受講開始8か月ごろからトライアル関連のビデオを視聴し始め、
9か月に入った頃からは応募を開始しました。

 

最終的に、1年間で600本程度しかビデオを消化できませんでしたが、
すべてダウンロード済みですので、これからもビデオを活用しながら
学習を続けたいと思います。

 

 

 

【本講座受講の結果】

 

最終的に応募したのは15件。

 

そのうち2件は、トライアルを受けずに登録させてもらい、
トライアルが送られてきたのが7件で、
うち合格4件、不合格1件、結果待ちが2件。

 

トライアルを受けずに登録してもらったのは海外の翻訳会社で、
大きい案件を抱えていてすぐに翻訳者が必要な状態だったため、
実ジョブもすぐに受注しました。

 

1件目は約20000ワードのマニュアル翻訳、
2件目は約25000ワードのウェブサイトローカライズの案件でした。

 

1日1000ワードが上限で納期を調整してもらい、
講座受講11か月目の半ばから最終月にかけては、
ほとんど毎日この2件の実ジョブに取り組んでいました。

 

ただ、1件目はレートがかなり低かったので、
この先はレートを上げてもらえるか交渉し、上がらないようでしたら
受注するのをやめて、特許翻訳の勉強に時間を使いたいと思います。

 

2件目の会社は平均的なレートで契約できましたし、
チェッカーと翻訳の仕事を両方ともさせていただけるので、
これからも長いお付き合いができればと思っています。

 

特許翻訳者としての合格はまだありませんので、
勉強を継続してトライアルへの挑戦を続けたいと思います。

 

 

 

【本講座受講検討中の方へのアドバイス】

 

受講を検討している方には、とりあえず受講してみることをオススメします。

 

受講料を含め、書籍やPC関連周辺機器、辞書やソフトウェアなどを含め、
この1年間で約90万を投資してきましたが、

 

この講座を通して特許翻訳に関する知識を得られただけでなく、
自分の人生に対する考え方や、その目標に向けて取り組む姿勢が
大きく変わりましたので、この金額以上の価値があると思っています。

 

何ごとも、やってみないと分かりません。

 

挑戦する心と、自分を変えたいと本気で思っていれば、
この講座から得るものは大きいと思います。

 

 

 

【本講座受講中に苦しかったこと、その克服法】

 

自分に足りないものや、やるべきことが見えてきた段階に、
それがあまりにも大量にあって、何から手を付けたらいいのか
分からなくなってしまった時期がありました。

 

気持ちだけ焦ってしまい、イライラして家族に迷惑をかけましたし、
学習内容も頭に入ってこない状態になっていました。

 

そのときは、管理人さんに質問をすることで、
シンプルかつ適切なアドバイスをいただき、
冷静になって優先順位を確認して計画を立て直すことができました。

 

 

 

【その他】

 

私自身、レバレッジ特許翻訳講座に出会って本当に良かったと思っています。
できればもっと早く出会っていたかったとも思っています。

 

この講座を通して、いろんな物事に対する考えが変わりましたし、
自分の将来に対するビジョンも変わりました。

 

そして、それを妻と共有することで家族全体の将来像や子育てに対する
考え方まで変わったと思います。

 

自分にとっての幸せは何なのか、そのために何をすべきか、
周りの意見や常識に囚われずに自分の頭で考えたうえで、
自分の人生をつくり上げていきたいと思います。

 

 

※ 個人の感想であり、すべての人の同様の成果を保証するものではありません

Facebook にシェア
LinkedIn にシェア

四年制大学卒(法学部)、50代女。
大学卒業後メーカーに事務職として勤務し、20代で結婚、その後退職。
それからずっと専業主婦でした。

 

英語は20代の頃英検2級をとっています。
理系のバックグラウンドはありません。
家庭の事情で収入の道を探しており、さらに家庭の事情で外に
働きにいくことができなかったため、在宅での仕事を希望していました。

 

その頃ネットでレバレッジ特許翻訳講座を知り、
2013年10月から受講を開始し、2度講座延長をして現在に至ります。

 

 

【トライアル状況】

 

トライアル合格:7社(25社受験)

 

 

【仕事の状況】

 

2014年:1件

2015年:30件

2016年:55件

 

現在メインは2社、ほかに2~3カ月に1度くらいの割合で
別の2社からお仕事をいただいています。
分野は化学、材料、医療機器などです。

 

 

【講座受講を決めるまで】

 

家庭の事情で外に働きにいくことができなかったため、
在宅での仕事を探していて本講座を知りました。

 

ただネットビジネス独特のあおり文句など何か胡散臭いものを感じて(すみません)
すぐには受講を決断できませんでした。

 

引き続き在宅の仕事を探しましたがなかなか見つからず、
2~3カ月いろいろ考えて、年齢的にも自分にはあとがない、
これといった特技も資格もない自分は仮に外で働くとしても
パートなどの仕事しかない、胡散臭くても(すみません)やるしかないと思い、
受講を決めました。

 

 

 

【受講直後】

 

ところが怪しげだが楽して稼げると思っていた講座(このあたりの認識の
甘さがわたしの悪いところだと思います)のテキストを見てびっくり
(わたしが受講を開始した2013年はテキストがありました)。

 

やらなければいけないことが膨大にあって、しかも相当の時間と努力を
必要とするものだったからです。

 

ビデオを数本見てもちんぷんかんぷん。

 

「管理人さんや他の受講生の方は元から優秀だったり、
語学や理系の知識などバックグラウンドがあったりするからできるだろうけど、
自分には無理」とすぐに勉強を止めてしまいました。

 

その後2~3カ月何もしないでいたのですが、
今の自分に残された道はこれしかない、大変でもやるしかないと思い直し
(その後受講中も何度もこの思考を繰り返します)、
やっと講座の勉強をスタートします。

 

わたしにとっては受講料も相当高額な投資でしたので
「辞めたらもったいない」というのもありました。

 

その頃講座のブログを最初から読み直したのも気持ちをあらたにする
きっかけになりました。

 

過去の記事を拝見すると、優秀で何でもできる管理人さんでさえ
人並み以上の相当の努力をなさって現在のノウハウを構築されたことがわかります。

 

出来の悪いわたしなどそれ以上のことをやらないでどうする、
努力するのは当然だと思い、覚悟を決めました。

 

講座のブログを最初から読み直したおかげで、
素直に「管理人さんを信じてついて行こう」という気持ちになりました。

 

 

 

【講座の勉強】

 

ビデオを見ながら特許明細書を丁寧に読み、一語ずつわからないことを
その都度調べるという地道なやり方です(ビデオの「テキスト版メルマガの続き」
にあるやり方です。このやり方はわたしにすごく合っていました)。

 

特にノートはとっていません(すみません)。
一度調べたはずのことを調べ直すのもしょっちゅうでした(今でもそうです)。

 

トライアルを受けるまでに接着剤、洗剤、フルオロポリマーなど
ビデオで取りあげていたものと類似する特許明細書を50本読みました
(特許明細書を50本読んだらトライアルを受けようと決めていました)。

 

合わせて分析機器のアジレントのサイトで、ライブラリにある記事を
調べながらすべて読みました。ビデオは300本くらいしか見ていません
(すみません)。

 

 

そしてトライアルに挑戦します。

 

トライアル受験は受講開始から10カ月後です。勉強しながらわからなすぎて
落ち込んだり、トライアルに受からなくて心が折れそうになったりしたら

 

「わからなかったり忘れたりしても、もう1度調べればいい」
「ここで辞めたら結果はでない、辞めないで続ければいつか結果がでる」
と信じて何とかこらえました。

 

 

 

【反省】

 

最初にトライアルの合格をいただいた会社から合格後3カ月たって
はじめてお仕事をいただき、それからずっと継続してお仕事をいただいて
現在に至ります。

 

お仕事をいただいたら案件の技術を調べて、可能であれば参考書を読んで
(基本の●●、●●入門、よくわかる●●など)、作業をすすめています。

 

ただ日々仕事に追われて、まったく講座の勉強する時間がとれません。

 

2度も講座を延長しているのに、ビデオは300本くらいしか見ていません(Varian-GC/MS特許の途中くらいまで)。

 

新規の会社を探すため、トライアルを受ける余裕もなく、
そのため単価も低いままです。現状では講座の特色である「レバレッジ」が
効いていないように思います。管理人さんがすすめていた「ライスワークラボ」
の教材も購入しましたが、まったく手をつけていません。

 

このままでは疲弊するだけになってしまいそうで、
成長のためにも、これからは「勉強」が課題です。

 

先日講座のブログで紹介されていた「年収1000万円達成」の記事には
大いに刺激を受けました。わたしの現在のやり方ですと、
年収1000万円は100%不可能です。

 

まずはたまった講座のビデオを見て、
どう改善したらいいのか考えたいと思っています。

 

 

 

【講座で得たもの】

 

1番大きかったのは仕事に対する心構えです。

 

わたしはもともといろいろ甘いところがあり
(勉強の時間がとれないと愚痴っている現在の状態も、甘いのかもしれません)
講座ブログやビデオでの管理さんの言葉に雷に打たれたような、
頭からバケツで水をかけられたような、目の覚める気持ちになることが
何度もありました。

 

仕事に対する心構えをたたき込まれたことは、特許翻訳の分野だけではなく、
将来別のことをはじめたときにも財産になると思います。

 

他人に自慢できるような額ではありませんが
収入を得られるようになったことが、もう1つの収穫です。

 

お金を稼ぐというのは本当に素晴らしいです。

 

在宅仕事を探すきっかけになった家庭の事情も、
収入の道を得たおかげで解決法を見つけることができました。

 

受講前はこのまま漫然と年をとって死ぬのだろうという
あきらめにも似た気持ちでいたのですが、この年齢になっていろんなことに
挑戦したい、70歳まで働き続けたいと思っています。

 

仕事に追われてくたびれてはいますが、精神的には毎日充実しています。

 

 

 

【悩んでいる方へ】

 

講座のブログを過去にさかのぼって読むことをおすすめします。

 

過去の記事は宝の山です。仕事のやり方や勉強のヒントもたくさんあります。
この講座は楽して稼げる講座ではありません。

 

相当な時間と努力を費やして勉強する必要があり、
ただしそれをやれば必ず相応の結果のでる講座です。

 

わたし自身まだまだ途中過程にいると思っていますので、
今後も勉強を続けていくつもりです。

 

管理人さま、これまでいろいろありがとうございました。
この講座のおかげで、人生が大きく変わりました

 

 

過去2回は自分の精神安定剤的な意味も込めて講座を延長しましたが、
今回講座は延長しません(ため込んだビデオを消費したら再受講を
お願いするかもしれません)。

 

ブログはこれからも読み続けます。メルマガもいつも楽しみにしていて、
毎朝パソコンを立ち上げたら読んで、1日のやる気の源になっています。
どうぞ、いつまでも変わらぬ管理人さまのままでいてください。

 

 

※ 個人の感想であり、すべての人の同様の成果を保証するものではありません。

 

Facebook にシェア
LinkedIn にシェア

私の場合、自分の変化フェーズが3つに分かれていたと言えます。

 

フェーズ1:産業翻訳時代(Tradosの操作を覚えることを目的として受講を開始)

フェーズ2:特許翻訳時代

フェーズ3:ネットビジネス時代

 

ビデオの配信と同じ流れで、自分が成長してきたように思えます。
本講座に本格的に取り込むことができたのは、フェーズ2以降だと思います。

 

 

 

<フェーズ1:産業翻訳時代>

 

本講座受講開始までに産業翻訳をやっていましたが、
地方に住んでいることもあって、産業翻訳は独学でした。

 

その当時からネットを検索したり、書籍を買いあさったりして勉強しつつ、
小さな翻訳会社に応募して、少しずつ仕事の量が増えていきました。

 

大手の翻訳会社にチャレンジしなかったのは、そこで登録できても、
実際にいつになったら仕事が回ってくるかわからない・・・
と思っていたからで、小さな翻訳会社であれば、
そのチャンスの幅が広がるかもという考えのもとでした。

 

ただ小さい翻訳会社故に翻訳料の不払いも経験しましたし、
裁判沙汰になって、今ではその会社自体がなくなっているものあります
(私が裁判を起こしたわけではありません)。

 

ですが、経験として、実際に産業翻訳の仕事をこなすことによって、
CVに書くことができる内容も増え
、pdfファイルで受領した案件の
OCR処理(テキスト化)などもできるようになり、
エクセルやパワーポイントでの案件も数多くこなしました。

 

その当時から案件を受注するたびに、本当に必死でした。

 

その頃はまだ子供達も小さかったので、インフルエンザやら
学校行事やらとにかく母親業にも時間を費やす必要があり、
いつ来るか分からない打診メールに、いつでも対応できるようにして、
四六時中仕事のことを考えていました。

 

産業翻訳の場合は、いつ打診がくるかわからない上に、
納期設定がキツいことも多く
、例えば子供達が学校に行っている間に受注し、
その納期が3日後だったとします。

 

そこで、「よし、やったるぜいぃ」と仕事をしていると、
保育園や学校から「お子さんが熱を出しまして・・・・」と電話。

 

もうそこからは冷や汗びっしょり。学校に迎えに行って、
子供の様子次第では小児科に連れていって、自分も小児科で
風邪がうつらないようにして、子供が小さい間は、
体調を崩している場合は特にそばについていないと不安がり。

 

と、まるで子供が体調を崩すと、そのことが悪いことかのように、
「どうしよう!」という不安で頭がいっぱいになりました。

 

幸い、自分自身、身体が丈夫な方で、
子供達が立て続けにインフルエンザにかかっても、
自分は全然大丈夫だったこともありますが、左手が腱鞘炎になったときも、
案件を抱えていたので、右手を動かす範囲を広くして、
なんとか1週間持たせた・・・・など、

 

よく巷で言われているような、「夢見る世界」とは、
まったくかけ離れた世界で仕事をしていました。

 

 

ただ、リーマンショックの煽りもあって、こうした小さい翻訳会社は
どんどん仕事がなくなり、自分の実力不足もあって仕事の量が
どんどん減っていき、最終的にパートの仕事に出ることにしました。

 

結局1年半パートの仕事をしました

 

ただ、このパートの仕事は、かなり時給が安い割にはハードな仕事で、
のほほんとできる人は、のほほんとできるのですが、
どうしても多方面への気配りが必要になり、
1日7時間ぐらいの仕事なのですが、心身共にぐったりとなる仕事でした。

 

お陰様で、このときには1年半の間で最高4キロ体重が落ちるという、
そういう面では最高のお仕事であったようにも思われますが、
ただこれだけ他人に気を遣うなら、もう少し自分の家族に
気を遣うべきなのではないかと考え、退職を決意しました。

 

 

この当時は、X、Y、Zシリーズのテキストが中心で、
無料で動画の配信を始めた頃でしょうか。

 

一番の目的は、Tradosでの操作方法を習得することでした。
本講座を始める前は、Tag Editorの使い方など、
まったく知らなかったので、非常にためになりました。

 

ただこの当時から、Trados自体は信頼できないもの
という認識があったので、Tag Editor等を使いながらも、
万が一クリーンアップ後に訳文ファイルのみを作成できないときに備えて、
Wordに訳文を上書きしてました。

 

それでも、このときは自分としては、「特許明細書」自体はなんぞや?
という状態であり、産業翻訳でTradosを使えるようになること
(指定案件でなくても)を目的としていたので、
「特許明細書」に関する知識を蓄積するには至りませんでした。

 

 

 

<フェーズ2:特許翻訳時代>

 

パートの退職後、フェーズ1で甘かった自分を厳しく律し、
1日の勉強時間を増やし、ビデオは聞きまくりました。

 

この頃は対訳シリーズをメインにし、管理人氏が説明している間に
他の部分を訳すなど、ビデオと同時進行で手を進めていました。

 

その分「あれ?今なんて言った?」と、
何度も繰り返し聞いたりしていましたが、このときに、
それまで出ていたビデオの数に自分の視聴が追いつきました。

 

パートの仕事自体は2014年11月末で辞め、
その2ヶ月後に特許翻訳のトライアルに合格し、
いよいよ特許翻訳の仕事をいただくことができるようになりました。

 

 

というと、順風満帆に来たように聞こえるかもしれませんが、
そんなことはありません。

 

義両親が車で行けばスープの冷めぬ距離に住んでいるのですが、
私が平日も家にいるとなると、色々な用事を依頼してきます。

 

突然玄関先に来て話し込んだり。友人も、パートに出る前までは、
何か会合があると、私に振っておけばすべて手配してくれる・・・
という感じで、「後はお願い・・・・」的なことが多かったのですが、
パートを辞めた途端、またそれは私がしてくれる・・・
と色々な話を振ってきました。

 

これは、すべてすっぱりお断りしましたが、心が痛んだこともあります。

 

義両親も今ではすっかり私をアテにしなくなり、
何か持ってきてくれたときにも、ピンポンせずにそっと玄関先に
置いていってくれるようになりました。

 

 

学校でのママ友なんて一切いませんし、子供会も田舎では超ひんしゅくながら、
学年の途中で完全に脱会しました。

 

ここは比較的冷静(心痛めることなく)に対処できましたが、
それでもそのことを知らない近所のママ仲間が
「子供会脱会する人がいるんだけど、ほんま信じられないよねー」
という話をしているときに、「あ、すみません、それウチですww」
と言ったことも。

 

とにかく勉強時間を確保するために、周りとの付き合いは一切断りました。

 

これは、田舎では本当に「信じられない」ことなんです。
幸い、私は「関東からこの田舎に来た人」という看板がありましたので、
そこを上手く使って、「都会から来た人だからドライな人」
と思われてよかったですし、

 

子供の学校行事で学校に行くときも、ママ友自体がいないので、
行く時間を自分の都合に合わせることができて楽でした。
「●●さん、席取っておいたよー」と連絡をいただくことが、一番苦痛でした。

 

年に数回あった友人との飲み会も、一切なくなってしまいました

 

それでも、この点についてはまったく後悔していません。
そうしなければ得られないものだったし、数年で今の自分になるためには、
絶対必要な「断ちきり」だったと思っています。

 

 

この講座の受講生の中には、そこまでしなくても、
走り抜けていく方も多いとは思いますが、
少なくとも私はそうしなければ付いていくことはできませんでした。

 

特許翻訳の仕事を始めた後半年ぐらいは仕事に集中し、
この間は、講座の受講も中断していました。

 

ただその間も管理人さんから発せられる情報には目を向けており、
仕事をする傍ら、半導体に関する勉強をしたいと思い、
半導体シリーズの助けを借りることにし、講座の再受講を開始しました。

 

この頃、トライアルシリーズも始まったように思えます。

 

ただ、そのときにはすでに特許翻訳の仕事は得ていたので、
このときには、半導体シリーズ、民法案内、岡野の化学といった
動画を集中的に視聴しましたが、1つ1つを深く勉強するというよりは、
特許翻訳の仕事を中心に行い、どちらかというと動画の方は
聞き流していることの方が多かったです。

 

それでも、自分が気になっているところはビンビンアンテナが働き、
つい、仕事の手を止めて、その言葉に聞き入ってしまっていました。

 

現在で言えば「おやつ」的部分でしょうか。
その頃は「与太話」と言っていたような。

 

そこでの叱咤激励が、ついつい楽をしようとする自分に対して、
「自分はまだまだ甘い」と気が付かせてくれていたと思います。

 

民法案内、岡野の化学にいたっては、完全な理解には至っていませんが、
こうして勉強してくことで、どんなに今は知らない分野であっても、
自分で勉強していくことができる、知識を身につけていくことができる
という点で、非常に参考になりました。

 

 

 

<フェーズ3:ネットビジネス時代>

 

完全に動画の内容を消化していないことは重々承知していましたが、
とにかく知識の構築方法を習得できたので、
これで完全に卒業と思っていたのですが、
そんな頃に「書くチカラ講座」の案内が始まっていました。

 

ちょうど1年前の今頃、Wordpressがなんぞやなんて知りもせず、
自分は卒業だから、このまま無料ブログで逃げ切ろう・・・
と思っていましたww。

 

その頃の受講動機や受講感想などの動画を見ていると、
「ネットビジネスに興味があって」と書いている方が結構な数いらして
へー、そんなものなんだと感心していたものです。

 

割と「影の場」でも、みなさんネットビジネスの勉強も始めている方もいて、「おー、みんなすごいね。私はさっぱりわからんよ・・・」と思っていました。

 

が、管理人氏から発信される情報で教育され続け
(もちろん興味があったから、その動画を視聴していたのだと思いますが)
このときには、管理人氏のフィルタを介してネットビジネスを
勉強してみようと思い、またまた講座に戻ってきました。

 

案の定、Wordpressでは迷走しまくり、
どのテーマを選択していいかもわからず、
タイトルもころっころっ変えていました。

 

内容も定まることなく、何をどう書き続けていけばいいのかもわからず、
ネットビジネス自体、やりたいものがあって・・・
というわけではなかったので、本当に迷走。

 

特許翻訳の方にもまだまだ時間がかかっていたので、
他のことを挿入する余裕もなく、Wordpressでの記事入れも
なかなか進みもせず、自分自身何がしたいのか問い続けていた日々でした。

 

(講座のブログは無料ブログで続けていました。
「続編」としてWordpressで書いていましたが、
どうしても翻訳以外の話が中心になり、講座リンク外となり、
そこで翻訳以外のことを書き続けるのはダメだなと自分で判断し、
そのサイトは終了させました)

 

 

ただ、ネットビジネスに関する情報のインプットは始めていたので、
5月ぐらいからその業界の人と関わり始め、
その世界を垣間見るようになっていました。

 

最終的にはその人のお弟子さんに教えていただくことになり、
数ヶ月お世話になりました。

 

これがビギナーズラックとでも言うのでしょうか、
右も左もわからずに入ったにもかかわらず、なぜか上手く当たることもあり、
記事を書いた2ヶ月半ぐらいの間で得た収入は、8万強でしょうか。

 

 

ただ、方向性に自分の考えていたものとかけ離れたものがあり、
そして、「お弟子さん」からしか教わることができず、
また気が付くと自分のみ報告などをしていて、
一方通行になっている状態に疑問を感じ、

 

その他のコンサル生は、私の発した情報から得て記事を書き、
報酬を得るという形になっており、もしかすると私は出過ぎたことを
しているのかも・・・・とある時期から、その報告を書くのを辞めました。

 

そうすると、その場自体が、発言する人が誰もいなくなり、
数週間誰の発言もない事態に。

 

後から参加した人が、「●月X日の●●さん(私の名前)の発言以来、
何の書込みもないのは、どういうことですか?」という質問がなされました。

 

 

恐らく、コンサルの方も忙しかったのかと思います。

 

私も報告を辞めてしまったので、誰も発言しません。
その質問も、誰かを責めるというのではなく、
自分が情報を受信できないのは、システム上の問題があるのではないか
という不安から来た質問でした。

 

でも、そのぐらいその間はしーんとしてしまったのです。

 

その後はコンサルの方も頻回に自分達から情報を
発信してくださるようになりましたが、そのうちにご自身達の
無料で配信しているメルマガに書かれている情報が、
お金を払ってそのグループに属している私たちには情報が流れてこない・・・
という状態に、またまた大きな疑問を持ってしまいました。

 

「実践している私たちに、なぜその肝心な情報を優先的に流してくれないのか」
こういう「?」が1つ浮かぶと、連鎖してくものですね。

 

なんとか私も、いやきちんと信頼しなければいけない・・・
と言い聞かせてきたのですが、最終月には、コンサル生に向けて・・・
よりも、新規募集に必死になるコンサルの方々の発信を見て、
残念な思いばかりが募っていきました。

 

また自分が「やっていることの方向性」に疑問を感じたのも
大きい要因となりました。元々、このコンサルの方々が悪いのではなく、
自分の選択が誤っていたのが、この大きな失敗の原因になります。

 

 

管理人氏からは、「そんな情弱に育てた覚えはない・・・・」と。
原文ママではありません。そういう意味だと解釈しました(笑)。

 

「てっとり早く、翻訳以外に収入の源があるといいのではないか」
「その手法を身につけるには、てっとり早く何かの塾に属せばいいのではないか」
という、教えてクレクレ状態のまさに情弱マインドでした。

 

もちろん教えてクレクレだけにはならないように、
結果を分析し、報告し、修正し・・・とするようにはしていたのですが。

 

この経験は確かに苦いものではありましたが、
ただ受け手の気持ちも経験しましたし、読者の傾向、流れ、
そういったものが手に取るようにわかるジャンルに挑戦していたので、
今まで自分がまったく興味がない分野にこれだけ多くの人が
情報の検索をするのだなーと別の意味で感心しました。

 

このあたりのことは、講座外の事でもあり、あまり深く書くことはできません。

 

「短期間で稼ぐこと」にフォーカスした塾だったので、
その内容が自分の方向性と異なっていたとしても、選択を誤った自分に
非があるだけで、コンサルの方々に非があるわけではまったくありません。

 

こういったジャンルに元々興味が深い方、よくご存知の方などは、
上手くご自身の知識と組み合わせて発信することで、
プラスになることは多いかと思います。

 

残念ながら私は、もともとそのジャンルで取り上げる内容に関心がなく、
テレビを決まった時間に見なければいけないことにも
大きな苦痛を感じたので継続することはできませんでしたが、

 

ドラマが好きな方、ブランド品に詳しい方、漫画に詳しい方、
芸能人に詳しい方などは、入り口としては入りやすいかもしれません。

 

 

私は、この塾での後半は、そのコンサルの方が発信する情報のレベルに
ついていけない方へのフォローに回っていました。
ま、いわゆるお節介ババァという奴ですねww。

 

最終的には、その塾が終わる1ヶ月半ぐらい前からそのサイトでは
ほとんど記事入れをせず、ただ自分の数少ない経験の中で、「これだな」
と思った分野でのみ記事を書き、趣味のレベルで継続している状態です。

 

 

 

<新たな挑戦>

 

今後、今年度に開始したビジネスもそうですが、更にビジネスというものに
踏み込んでいくと共に、今まで自分がなぁなぁにしてきたことを振り返り、
再びしっかりと足元を固めていきたいと思います。
これは「新たな挑戦」とは言えないかもしれません。

 

この「なぁなぁ」にしてきたことを振り返るには、大きな痛みを伴います。

 

「なぁなぁ」にしてきたということは、自分の苦手としていたところ、
面白味もまったくないところに自分で切込んでいくので、
心理的にはとても辛いものがあります。

 

でも、最終的にはこれをしていく方が近道になるというもので、
大きな目を開けて、自分を苦しめ、新たな自分に変化していきたいと思います。

 

痛みを伴うものだとは重々承知していますが、
でも実際にやってみるとそうでもなかったりすることもありますよね。

 

やる前から「痛みを伴う」「辛いのは重々承知」なんて言っている時点で
甘い気もしますが、最後にこの世に別れを告げるときに、
笑っていられるように、自分の嫌な面に向き合っていきたいと思います。

 

新しい分野に踏み込みながらも、自分な嫌な面を修正することで、
更に別の自分へと進化していきたいと思います。

 

 

1年前のちょうど今、「書くチカラ講座」として再受講を
開始するかどうしようか迷っていた頃、1年後の自分が新しい世界に
大きな1歩を踏み出し、さらにそれを発展させようとしているなんて
想像もしていませんでした。

 

もちろん、翻訳を捨てたわけではありません。

 

まだまだベーシックインカムとして翻訳は必要ですし、
何よりも自分の関心も、翻訳をしている内容そのものに向いています。

 

翻訳以外のビジネスと翻訳とを同時進行させるのは、
そんなに簡単なことではありません。

 

ただ、翻訳の勉強をしている間に自分で勉強した内容を
Wordpressのブログで綴っていくことが、その後のビジネスへの
大きな練習の舞台となると思います。

 

講座の中でも管理人氏が何度と繰り返し言っていますが、
自分が勉強した内容を公開するということは、
それなりに裏取りをする必要があり、適当なことをツラツラ書き連ねても、
誰の関心を引くこともできません。

 

ただそれを癖付けることで、新たに情報を発信しようとしたときに、
すでに免疫はついているので、ゼロから1にする大変さは乗り越えています。

 

将来的な自分を考えると、やっておくに超したことはありません。
そうすることで経験を積んでいくことができると思います。

 

 

 

<受講を考えている方へ>

 

その人それぞれの背景があるかと思いますが、この膨大なコンテンツから
自分に必要な情報のみを抽出するのは大変かもしれません。

 

化学の知識がまったくゼロ、特許明細書もまったく読んだこともない
という方は、テキスト版メルマガから勉強するのが一番いいのではないか
と思います。

 

このあたりは、すでに無料でお渡ししている部分に相当している
と考えられるので、視聴された後に受講を開始されている可能性もありますが、

 

管理人氏がどのように翻訳作業を進めているのか、
何を考え、何を検索し、どういう訳文になっているのかなど、
多くのことを学ことが出来ることに加え、初期の頃は
動画の収録時間も短いので、1本視聴し終わる達成感があります。

 

初期の頃の100本と、後半の100本では、同じ100本でも
トータルの総収録時間は大きく異なりますので、最初の頃は短めの時間で
100本到達の達成感を味わっていただければと思います。

 

 

またマインドマップ等の作成方法についての動画もありますが、
このあたりも最初に視聴しておくと、自分の考えの整理に
活用することができるので、お薦めです。

 

最初、上手くソフトが使うことができなければ、
同じことをアナログ(ノートに書いたり、ポストイットを使用したりする等)
で行うといいと思うのですが、

 

この訓練をしているうちに、実際にその作業をしなくても、
頭の中でもその階層分けをしようとするようになります。

 

私も最初からこういったソフトを器用に使うことができたわけではないので、
簡単に同じことができるポストイットを活用していました。

 

 

いずれにしても、動画を視聴する際に重要なのは、
管理人氏がどのような思考に基づいて、その作業をしているのか、
その背景知識を考えることだと思います。

 

対訳シリーズも、トライアルシリーズも、化学/物理シリーズも、
「その回答となる可能性のある結論に、どのようにして辿り着いているのか」
その点に注目していくと、ベースとなる管理人氏の考えが
ぶれていないことに気が付きます。

 

 

CVにしても、翻訳会社の担当者が、そのCVを見てどう考えるか
という視点から作成するようにアドバイスされていますが、そ
れも言われてみれば簡単なことなのですが、
どうしても自分本位に考えてしまいがちですよね。

 

知識そのものも、管理人氏のフィルタリングを通すと、
自分の中に入っていきやすい状態になっている場合には、
なぜ自分の中に入ってきやすいのか、そういった視点で
考える「クセ」をつけることが重要になってくるように思えます。

 

そういう意味では、私のように動画を見続けないとそのことに
気が付かない人もいれば、元々そういう考えを持っている人は、
動画を見ている本数は少ないけれど、さささっと駆け抜けていくことが
できるかと思います。

 

要はこの講座で教えていることは「答え」ではなく、
「その結論に導くための道筋」であることを
常に頭に入れておいていただければと思います。

 

 

 

<終わりに>

 

長期にわたりお世話になりました。

 

勉強量という面では、まだまだ管理人さんの足元にも及びません。
自分があまりにも適当に生きてきたことを思い知らされる数年間でした。

 

ここまで来て、私は今後も絶対に手を抜くことなく
走り続けることができると確信を持って言うことができます
(休暇等はある程度必要ですが)。

 

もちろん、自分の現在の能力との兼ね合いで、
すぐ取りかかることもできないものもありますが、
「だからやらない」というわけではありません。

 

この年代になって、まだやりたいことが山積みというのは、
最高の贅沢だと思います。来年のこの時期に、
1年前にはこんなしょぼい受講感想書いていたよな、
今の自分はここですよ!と言えるように、
地道に自分の階段を上っていきたいと思います。

 

迷走主婦が大きく転換するきっかけをくださった管理人さま、Gさま、
本講座に心より感謝いたします。

 

どんな言葉も嘘っぱちに聞こえてしまう可能性もあるために、
この感謝の気持ちを最大限活かすことが恩返しだと考えています。
まだまだ茨の道をこれからも歩んでいきたいと思います。

 

ありがとうございました。

 

 

※ 個人の感想であり、すべての人の同様の成果を保証するものではありません。

Facebook にシェア
LinkedIn にシェア

私について

 

主婦、9歳と5歳の娘2人。旦那の仕事の関係で東南アジアに在住し7年。
なぜか旦那はここで単身赴任。週末だけ帰ってくる生活。旦那はおそらく
一生海外放浪組。次に日本に帰るときは、旦那が他国にスライドする時。

 

受講前のスペック

 

<年齢>40歳…

<理系知識>超中途半端(バイオ系の大学院をでて、化学会社につとめるも挫折。
SP2混成軌道??何それ、そういえば授業でいってたかな??)
<英語力>中途半端(5年前にTOEIC860点、でも理系の知識よりまし)

 

 

現在の状態

 

<年齢>41歳….

トライアル挑戦、5回。条件が高くないが1社合格、
1回目の仕事を終えたところ。(おそまつ)

 

一年間、受講して、やっとスタート地点に立ったところですが、
受講終了が迫ってきているので受講感想をかきます。

 

正直、自慢できるようなところまで到達できていません。
輝かしい結果も残している受講生の方が多くいる中で、
参考になるかどうかわかりませんが、こういう受講生もいるということで
感想を書きます。

 

また、受講感想に思いのたけを書くのが私のこの一年の目標でした。

 

ここで受講感想書くことで、振り返りを行い、講座卒業後、
どう特許翻訳者として仕事や勉強を続けていくべきか
新たな目標をたてるための指針にしたいと思っています。

 

 

 

受講まで

 

前半:大学卒業~出産

 

上の受講前のスペックでも書きましたが、大学はバイオ系の大学院をでました。
ただし、大学は三流(ここポイント)。テストも過去問や一夜づけで乗り切り、
何一つ基礎的な知識がないまま卒業しプラスチックの会社に就職しました。
英語に関しては当時、最低でした。

 

大学2年のときにTOEICを受けたのですが、全く分からず途中でテストを
受けるのを放棄しました。そのときのスコアは280点でした。
そして、就職するにあたり、必要最低限の英語力は必要だよね。
ということで英検2級をこれまた付け焼刃の勉強で取得しました。

 

会社では、海外の顧客から英語で電話がかかってきたり、海外の子会社から
現地スタッフが数か月の研修にきたり、英語の使用を求められる環境でした。

 

当時の上司は今考えるとつたないながらも必死で顧客からかかってきた
技術的な質問に対して英語で答えていました。

 

また、新入社員にも当然、英語を勉強するように言われ、週に1回、
無料で1時間英会話講師によるレッスンが社内で行われていました。
そのときのTOEICの点が600点そこそこ。その会社で5年間勤めました。

 

そこでは自分の理系の知識不足をひしひしと感じ、コンプレックスだけをかかえ、
つらくなってきた状況で旦那の転勤が決まり、それと同時に妊娠し、
退職しました。妊娠中は暇だったのでなんとなく英語の勉強をしていました。

 

 

 

 

後半:出産~趣味としての英語の勉強スタート

 

 

里帰り出産中、旦那の転勤により引越し。

 

私はまだ首のすわらない長女をかかえて実家から数百キロ離れた新しい土地に
引越ししました。そこでは知り合いが全くおらず、初めての育児ということもあって
精神的にまいってしまいました。

 

 

子供はかわいいものの育児は楽しくなく、このまま知り合いも出来ず、
たいした取り柄もなく、年をとっていくのだと思っていました。
半年ぐらいつらかったと思います。

 

 

このまま毎日、育児だけはいやだと思い、出産半年後ぐらいから、
育児の合間に英語の勉強を始めました。子供のお昼寝中に1時間~1時間半、
子供が寝てから1~2時間、勉強しました。

 

「瞬間英作文」という英語の参考書で勉強しました。

 

その参考書ではまず日本語があってそれを頭の中で瞬間的に英語にする
という作業が推奨されていました。このやり方でその参考書を10回、
最初から最後までしました。

 

 

内容は中学英語でしたが、そこで中学英文法が頭の中で整理され、
英語の基礎中の基礎を理解し覚えることができました。
軽いブレイクスル―でした。

 

 

 

ここから英語の勉強が面白くなり、アマゾンやブログでお勧めの問題集を
やりこみました。その中で高校英文法の問題集をしました。

 

「Forest」という問題集をしました。

 

ただ問題をとくのではなく、瞬間英作文の方法で日本語を見た後に
その英語を頭の中で英語にするというやり方で例文を丸暗記しました。

 

この問題集は8回したとの記録が残っています。本当は10回したかったのですが、
このころは英語の勉強が面白くて他の問題集もやりたくなり、
他の問題集をやりはじめたのだと思います。

 

 

このころからTOEICのテストを定期的に受けるようになりました。
そして勉強すればするほど点が伸びていくのが面白くのめりこみました。

 

勉強時間に対してTOEICの点をプロットしてどれだけ伸びたか記録し始めました。

 

英語本に加えて、勉強本の本を読み効率的な記憶方法を
模索するようにもなりました。そして少しずつこの趣味の英語を何かの仕事に
つなげたいと思うようになりました。

 

 

 

そしてまた旦那の転勤が決まり、東南アジアに引越ししました。

 

旦那は私達より半年はやく現地へと赴任していきました。
旦那の赴任と同時に私達は日本のアパートを引き払い、一旦、私の実家に帰り、
海外の引越し準備をしました。

 

 

それまで住んでいたアパートの荷物のほとんどを私の実家の倉庫に運びこみました。
引越しの準備は全て私一人でしました。その間、全く勉強ができませんでした。
しかし、引越し後、生活が落ち着くとまた英語の勉強を再開しました。

 

 

引越し後、半年して次女を妊娠しました。

 

 

妊娠中はあいている時間のすべてを英語の勉強についやしました。
そして安定期に入り、日本に一時帰国して出産をしました。

 

 

出産の1か月前にTOEICを受けたのですが、その時の点が860点ぐらいでした。
出産後、長女は保育園、次女は新生児で寝てばかりおり、
実家に居候しているということもあって比較的時間がとれたので毎日、
ひたすら勉強していました

 

 

その後、次女が6か月になったころ、日本を離れ、娘二人と現地に帰ってきました。
しかし現地に帰ってきてから次女が幼稚園に入るまでの約2年間ほとんど
英語の勉強ができませんでした。

 

 

次女が6か月頃からひどい夜泣きをするようになりました。
夜中の2,3時ぐらいにギャーと泣き始めて30分から1時間程、
泣く次女を抱っこしたりなだめたりする毎日でした。

 

 

夜中に大騒ぎするので朝はゆっくり寝ているかと思いきや5時から
またギャーと泣きだして起きてくるような毎日でへとへとになりました

 

 

長女も少し夜泣きがあったので、いろんな本を読んで、新生児の頃から
本にそって規則正しい生活を心がけ、寝かしつけや寝室のあかりなどに
注意してきたのですが、夜泣きは2歳近くまで続きました。

 

 

今思えば夜泣きと関連していたと思うのですが、
次女は1歳すぎに喘息と診断されました。

 

 

咳は毎日、発作は1か月に1度から2度おこし、そのたびに病院に駆け込んで
処置をしてもらいました。処置後、家に連れて帰った後も、寝ている娘に
4時間ごとに15分程吸引しなければいけないときもあり、
夜も満足に寝られませんでした。

 

 

次女は未だに喘息がありますが、徐々に薬でコントロールできようになり
夜泣きも2歳前ぐらいからようやく落ち着き始めました。

 

また2歳半から幼稚園に行くようになりやっと日中に時間が取れるようになりました。

 

次女が幼稚園入園後、2年ぶりに勉強を再開しました。

 

 

ブランクがあいていたので最初の2、3か月は独学で英語の復習をしたのち、
いよいよ翻訳講座を受けることにしました。

 

 

 

 

 

 

他校の受講履歴とその比較

 

講座を受ける前に2つ、通信講座をうけました。

 

 

 

 

1講座目

 

 

大手翻訳スクール。スクール選定基準として、
全てオンラインでできるところが必要でした。

 

 

郵便事情が悪いのでEMS等でやり取りすることが出来ず、
オンラインでできる入門コースを受けました。

 

期間は一年で毎月課題をこなしては添削してもらうやり方でした。

 

事前に電話で実務翻訳をしたいのだが、「どのコースにしたらいいのか」
と相談
したところ、「翻訳の勉強が始めてだったら入門コースがいいでしょう」
とのことだったので、入門コースを選択しました。

 

内容は会話文や文学作品の和訳で英文解釈が主でした。

 

正直興味が持てなかったのですが、最初はみんな入門コースから少しずつ
勉強していくものだと思っていたので我慢してすべての課題をだしたと思います。

 

中には、私が、英語の独学していたときの参考書で「英文解釈教室」という
参考書と同じ内容の英文を扱った課題文がありました。全く役にたちませんでした。

 

 

2講座目

 

個人が主催しているスクール。一年受講しました。残念ながら
一年受講しても翻訳者として実際に働いている姿を想像できませんでした。

 

 

 

この講座を選んだ理由

 

オンラインで受講できることに加えて、やはり圧倒的なコンテンツの量と
その内容がすごく具体的なことが講座受講の理由です。

 

300本の無料ビデオで自分の受講前に勉強内容についてイメージすることが
できたのもよかったです。

 

ビデオ300本をざっとみて、その中で管理人さんが秀丸を使って
実際に特許の英文を訳している内容を見てこれだと思いました。

 

これまでは課題を和訳しながら1時間以上悩んで訳語を決定し
提出しても添削が返ってくるのは数週間後でした。

 

そのときにはほかの課題に一杯一杯で、悩んだときと同じ熱量で
復習することができませんでした。

 

一方この講座では自分でまず対訳を取ったり訳したりした後、
ビデオで確認できるのですぐに疑問点を解消することができました。

 

 

 

受講の一年

1か月目

 

 

最初にCVの作成方法に関するビデオを見て、1回目のCVを作成しました。

 

 

それと並行して対訳収集シリーズのビデオを視聴し、それに沿って自分も
同じように対訳収集をしました。初期の対訳収集シリーズのビデオでは
秀丸を使って文章を区切っていたので私も同じようにしました。

 

 

まず、私のほうで文章のかかりを気にしながら文章を区切り、その後、
ビデオで確認という流れで行いました。また、その都度、
技術的な背景についても調べました。

 

 

300本の無料ビデオのときから始めた、「テキスト版メルマガの続き」
という対訳収集シリーズとその後、「NEWTRASWEET社特許を読む」
という対訳収集シリーズを視聴しました。

 

 

また「岡野の化学」はほとんどビデオとして視聴しませんでしたが、
MP3にして料理や家事をしながら聞きました。家事をしながら聞いていると
聞き逃すことも多いので2度3度繰り返して聞き、管理人さんがいっていることが
わからない内容は自分で調べてノートを作成しました。

 

周期表もあやふやだったので机の前に貼りました。今でも貼っています。

 

 

 

 

2か月目

 

 

夏休みに突入し、日本に一時帰国しました。

 

 

前半は実家の机(座卓)について勉強できていたのですが、
後半はほとんど机につくことができませんでした。親せきが遊びにきたり、
2週間程旦那の実家に滞在したりしました。

 

 

その間も移動中や子供達が遊んでいる時にかたわらで岡野の化学や専門書?
を読みました。専門書?は「マンガで分かる有機化学」や「高分子を学ぼう」
「高分子化学入門」「暗記しないで化学入門」等、比較的簡単で読みやすいものです。

 

 

他の勉強にうつってしまい途中になっている本もありますが、何かしら読みました。

 

きちんと理解できなくてもいつかまた同じ内容にふれたときに
少しでも理解する上での助けになればと思っていました。

 

今でも移動中は専門書や資料をかばんに入れます。
そして少しでも時間があいたら資料を読むようにしています。

 

 

 

 

3~5か月目

 

 

ビデオから離れて日本語の明細書を読みました。

 

読んだ明細書の数は少ないですが、1つの明細書に書かれている技術的背景を
きちんと理解できるように徹底的に調べました。

 

 

 

 

6、7か月目

 

 

ビデオの対訳シリーズの再開。
ちょっと前に購入したTRADOSをいじり始めました。
まずはTRADOSを使って自分で訳し、その後ビデオで確認という作業を繰り返しました。

 

 

8、9か月目

 

 

トライアルシリーズの視聴を始め、CVの改訂等、トライアルの準備を始めました。

 

 

 

 

10か月目

 

 

1件目のトライアル挑戦。1か月後ここから合格をもらったのですが、
条件が悪すぎてことわりました。ただ、トライアルの勉強にはなりました。

 

 

またトライアルに関連した資料(特許)が提示されており、
トライアルを開始する前にその資料を読んだのですが、
今までほとんど勉強してこなかった、無機やバイオ関連の特許でした。

 

 

今までは時間をかけて頭からわからないことを1つ1つ調べていたのですが、
時間が限られていて、専門外の分野の場合、どう特許の下調べをするのか
ここで初めてやってみておぼろげながらそのやり方がわかりました。

 

その後、家族が入院し、トライアルを一時中断しました。

 

 

 

 

11か月目~現在(現在の到達点)

 

 

4件トライアルを受けました。1勝2敗、1件連絡待ちです。
そしてトライアルに合格したところから1件、仕事の依頼があり、
それを終えたところです。

 

 

トライアルでは問題の英文はもちろんノートに張り付け、
トライアルが特許公報の場合、「要約」「背景技術」「課題を解決するための手段」
等もノートに張り付けて背景技術についてノートにまとめした。

 

 

また特許内の図も必ずノートに張り付け、図が何を意味するのか理解するように
つとめました。そうすることでその都度、トラップらしきものを
見つけることができました。

 

 

トライアルシリーズで指摘されていたトラップと同じようなトラップが
しかけてありました。トライアルシリーズは必ずやるべきです。

 

 

トライアルに落ちた2社からは英文の理解はできているとの評価をもらったのですが、
特許独特の表現が稚拙との評価でした。これからの課題です。

 

 

 

 

これまで悩んだこととその解決方法

 

 

最初の5か月ぐらいまではこの方法で本当にいいのか?
と毎日なやみながら勉強していました。

 

 

特に、翻訳から離れて日本語の明細書を読み背景技術について調べていくのは
楽しい作業でしたが、それが本当に仕事につながるのか不安でした。

 

 

ただし、あのときに徹底的に基礎的なことを調べたおかげで、
現在特許内で化学反応式をみてもその電子の移動を何となく理解することができ、
背景技術についても、ある程度は時間内で理解できるようになったのだと思います。

 

 

 

 

不安になったら先輩受講生の受講感想やブログを見ました。

 

すでにトライアルに合格している先輩受講生が最初の半年何をしていたのか
確認しては今自分がやっていることが間違っていないのだと自分に
言い聞かせていました。

 

 

そして余談ですが、今もまだまだ悩みはつきません。

 

実際に仕事をしてみて圧倒的に時間がたりないことを実感しました。

今回の初仕事では子供をテレビ漬けにしてなんとか納期までにしあげたのですが、
これから夏休みはどうするのか家事等とどう両立としていくのか?
課題は山積みです。

 

 

 

私は海外に住んでいるので夏休みは公的なサービス(学童や保育園)
も利用できず、全面的に子供をみないといけません。

 

高齢の両親に預けっぱなしもできません。せっかく登録翻訳者になっても、
仕事との両立をどうするのか?

 

 

 

日本に住んでいて育児をしながら仕事をしているママさんも同じように
悩んでいる現代の問題の1つなのだと思いますが、なかなか落としどころが
みつけられない問題でもあります。

 

 

今後、これだから主婦は使えない…と会社から思われて契約をきられることも
あるかもしれません。

 

ただし、海外に家族4人が一緒に住み(今は週末だけだけど)
子供の育児や教育を全面的に私が担っていくという選択をしている以上、
解決策がみつからなくてもそのときそのときで折り合いをみつけて
勉強や仕事は続けて行くしかないと思っています。

 

 

 

 

 

 

本講座はどのような人向けか

 

 

先輩受講生の受講感想にもかかれていましたが、小さな成功体験が
あるといいと思います。私は先輩受講感想の中にこのフレーズを見つけて、
私も最後まで勉強を続けていけると思いました。

 

この受講感想の前半部分でながながと書きましたが、
最初の頃の私の英語の実力はひどいものでした。

 

そこから育児のかたわら少しずつ勉強を進めて自分なりに英語の実力が
伸ばせたというのが小さな自信になっていました。

 

 

 

 

これまで事情によりやむなく勉強を中断することが何度もありましたが、
また勉強を再開してきました。受講中の1年もばたばたで何度か
勉強できないことがありましたがその都度勉強を再開してきました。

 

 

悩みながらも正しい勉強を続けて入ればその先にトライアル合格がある
と信じてきたからだと思います。

 

 

もちろんこれからが勝負ですがこれからも同じように、勉強をつづけて、
試行錯誤していけば、本当の特許翻訳者としての実力がつくと信じています。

 

未消化のコンテンツがまだ膨大にあるので、
これからも粛々と勉強を進めて行こうと思っています。

 

 

 

 

最後にここまで書いてきて私も管理人さんが大好き?な
英語夢子さんだったのかな?と思ってしまいました(特に受講前)。

 

 

でも英語夢子さんにはあきらめず英語の勉強を続けてきた
という自負があると思います。そのあきらめない心でもって本講座に取り組めば、
おのずと結果がついてくると思います。

 

 

えらそうに書きましたが、わたしは富士山で言うとやっと樹海を抜けたところの
登山道の入り口に立っている状態です。これから実力をつけるべく
一歩一歩登っていかなければいけません。

 

 

講座自体は後少しで卒業になってしまいますが、これからが勝負です。頑張ります。

 

 

※ 個人の感想であり、すべての人の同様の成果を保証するものではありません。

Facebook にシェア
LinkedIn にシェア

特許翻訳の翼で飛び立つ(講座卒業生のご紹介)

 

これまで数多くの特許翻訳者を輩出した
「レバレッジ特許翻訳講座」ですが、
このたび卒業生がKindle出版されましたのでご紹介します。

 

ブラック企業から脱出し、20代という若さで特許翻訳
という武器を手に新たな世界に旅立った若者です。

 

これから特許翻訳をやろうという方から
人生再チャレンジしたいという方まで非常に役立つ
内容になっています。

 

最短でプロになれた勉強法についても公開されています。

是非、参考にしてください。

 

また、書籍紹介の後に、本講座卒業時の感想も合わせて
ご紹介させていただきました。

 

「半年」という最短で、同世代の何倍もの収入を手に入れた方の
1年間の戦いは多くの方の参考になると同時に、
自分もやればできるという勇気を与えてくれるはずです。

 

何かを成し遂げようとする時、甘い考えや中途半場な努力で
できるはずはありません。

 

彼が高レートの翻訳会社に合格して号泣した
と聞いてわたしももらい泣きしてしまいました。

 

夢の実現の裏にはドラマがあります。

 

何年も夢見ることしかして来なかった人は、
20代の彼から素直に学び直すべきです。

 

がんばってるフリ、努力してるフリなんか
この人生で何の意味があるというのでしょうか。

 

なお、講座受講感想、書籍情報及びカバー写真は
著者ご本人の承諾を得て転記させて頂きました。

詳細については下記Kindleをご参照ください。

 

人生は自由形: 20代からのライフハック:特許翻訳編

~目次~ 

少し長い前書き【著作権について】 

 

第一章:僕の人生Before & After

 

第二章:特許翻訳者になるまでの勉強

<王道の勉強法><日本語の特許明細書を手に入れる>
<英語の特許明細書を手に入れる>

<一ヶ月目><二ヶ月目><三ヶ月目>
<四ヶ月目><五ヶ月目><六ヶ月目> 

 

第三章:特許翻訳に必要なツール

①パソコン ②パソコン周辺機器 ③照明 ④ ソフト
⑤辞書(一部)⑥その他 

 

第四章:フリーランスのマインドセット

①全ての責任は自分にある ②納期は絶対死守 ③自分だけを頼れ 
特許翻訳実践編:優良企業の見分け方

 

第五章:少しだけ未来の話を…… あとがき

 

 

 

まず何よりも先に、本講座運営関係者の皆様に、
お礼を申し上げなければなりません。

 

レバレッジ特許翻訳講座に出逢えて、本当に良かったです。

 

このような翻訳講座を開発して頂き、ありがとうございました。
この講座を受講して一年以内に、特許翻訳者としてデビューをし、
仕事を頂けるようになりました。

 

一年の振り返りも兼ねて、受講感想を書きましたので、
ご確認頂きたく存じます。

 

現在講座を受講中の方にも、これからの受講を考えておられる方にも、
読んでいただければと思います。

 

 

本講座受講までの経緯

 

大学まで、公立の学校(文系)で育ちました。

 

 

小学校時代

全く勉強をしていなかった小学生高学年の時に親が見かねて、
「勉強癖をつけさせないと」と思って、
ラジオで放送される英語番組のテキストを渡されたことが、
英語との出会いのきっかけでした。

 

当時はアルファベットももちろん読めないので、
ただ流れてくる音声をひたすら繰り返すように勉強していたら
単語が読めるようになり、ある程度英語も聞き取れるように
なりました。

 

そんな勉強を続けるうちに、言語の世界は面白そうだ、
ということを考えるようになり、将来的には言語学を大学で
勉強したいな、と思うようになりました。

 

自分の場合、先にラジオ番組で英語との出会いがあったので、

中学校に進んでから日本人の先生に英語を教わり、
好きにもなれないまま時間が経っていく、ということに
ならなくてよかったと思っています。

 

 

 

中学時代

その後、中学生時代、担任に当たった国語の先生がひどすぎて
その時に将来の選択肢として「教師」はなくなりました。

 

男の先生でしたが、(もともと不良の学校だったこともあり)
生徒によく怒鳴り、権威を振りかざして生徒を統率しているような
立ち振る舞いが好きになりませんでした。

 

中年小太りでよく怒鳴り説教をする人で、男女問わず
大ひんしゅくを買っていました。

 

この時に「教師という仕事をして、ここまで生徒に嫌われると、
たまったものじゃない。」と悟り、早々と教師の道は
あきらめました

 

 

中学校は全体的に雰囲気が悪く、生徒の間で陰湿ないじめはあるし
先生に対しても陰口ばかりだし、中学校の三年間は
あまりいい思い出が残っていません。

 

そんな中で、中三の時に担当になった数学の先生は
授業中の話も好奇心をそそられるもの
でした。

 

当時は図書館に行って「数学の不思議」「数学パズル」
のような本も読んでいたのですが、トピックで面白いものがあれば
メモをして、学校で友達と話し合ったり、
その数学の先生に質問をしたりしていました。

 

この頃から、好きなモノにはのめり込むという体質に
なっていたのかもしれません。

 

 

 

高校時代

高校はいわゆる県内の進学校に進みました。が、この時はまだ、
将来の夢もそんなにありませんでした。

 

なんといっても、その学校を選んだのが、中学生の時に
「お前は○○高校目指しているんだろう」みたいなことを
他の友達が(テストの成績などから)勝手に言ってきていたので、

 

何となく自分でも「その学校に進学するのかな」くらいに
思っていました。今考えれば、ものすごく何も考えずに
選択をしていたことになります。

 

 

高校では塾や通信講座を一切受けずに、学校指定のテキストや
本屋さんで目にした良さげな参考書だけを使って、
勉強を進めました。

 

塾通いをしなかった理由は、家庭の事情もありますが、

 

「ただでさえ宿題があるのに、塾に行って更に課題が増えると
パンクしそう」「それらを利用する費用対効果が分からない
独学でもできるんじゃないか?という疑問)」
というものもありました。

 

進学を考える時は、「言語学(比較言語学)を勉強してみたい」
という想いが強かったので、文系を選択して受験に挑みました。

 

 

といっても、理科科目が苦手だったわけではなく、
数学は好きでした(計算をした時の気持ち良さ、というのも
ありましたが、抽象的なことを筋道立てて考えていくのが
好きだったのだと思います)し、

 

一科目しか選択できない理科は、一般的な生物ではなく化学でした
(解剖、生殖といったテーマが大の苦手だったので、
化学しか履修を考えていませんでした。

 

結果的にここで化学を取っていたので、
この講座にフックがかかったのだと思います。

 

生物を履修していたら、「化学はなんとなく難しそう」
と思ってしまって、受講はしていなかったかもしれません。

 

 

塾に通っていなかったので、自分で勉強をして、分からない時は
学校で休み時間に先生を捕まえて質問する(特に数学は好きですが
苦手だったので、数学の質問が多かった)ことも何度もありました。

 

振り返ってみれば、この時に自分で勉強を進めて質問をする
ということが沁みついたので、この講座を抵抗なく
進めていくことができたのかもしれません。

 

 

 

大学時代

さて、そんなこんなで志望校に合格したのですが、
転機が大学入学後半年後に訪れます。

 

当時リーマンショックの影響がものすごく、
大企業がどんどんリストラをしていく姿を見て、
18歳のわたしは「なんかこれからはヤバい世の中になるな」と、
漠然と不安に思ったものでした。

 

というのも、私は世間的に見ると、そこそこの高校、大学に
進んでいるので、いわゆる「安定した企業に勤めてハッピー」
みたいな考えが、自分の周り(家庭、学校内)にあったからです。

 

 

自分も大学に入るまでは漠然と、「どこかの有名な企業に
就職するのかな」とは思っていたのですが、

 

リーマンショックを見ていると、どうやらそのコースだけを
考えていることは、再就職等のことを考えた時に
危ないんじゃないか、いざとなったら自分で何とか食っていける
能力を持っていないんじゃないか、と思うようになりました。

 

その時から漠然と、将来的には独立して仕事をしていきたい
(というよりも、世の中の環境の変化を考えると、
そうせざるを得ない)と思っていましたが、

 

卒業後すぐに何かをしたい、というわけではなく、
ビジネスのタネも持っていなかったので、
とりあえず就職をして、仕事をしながら別の道も模索しようと
決め
ました。

 

 

 

社会人時代(就職~退職まで)

就職先には、「自分で仕事をするようになるなら、
何を取り扱うにしても、営業スキルは必要だよな」と思い、
求人広告を取り扱う零細企業に就職しました。

 

当時は、日中仕事をしながら平日夜や週末に、
ネットビジネス(特にアフィリエイト)を勉強しよう、
とは思っていたのですが、

 

本を買って実践しようにも、自分が思い入れのない商品を
取り扱うことに情熱を見いだせなくなりました

 

 

仕事に関しては、業務内容はそこまで難しくなく、
営業成績が悪いからと言って理不尽な仕打ちを受けることは
ありませんでしたが(新人だったから、というのもあったと
思います)

 

週単位で数字を追いかけないといけず、かつ零細企業なので
営業もして、広告も作って(広告と言っても、そんなに
手の込んだものをゼロから作るわけではなく、

専用ソフトを使ってテンプレに当てはめる作業が必要なだけ)

 

という業務フローを一人でこなさなければならず、
締め切り前の週半ばになると、残業が当たり前、という環境でした。

 

(ちなみに、業務形態が通常とは異なり、手当てが含まれての月給
となっており、時間ごとの残業代は実質的につかないことに
なっていました。)

 

 

仕事が始まった当初は楽しくやれていましたが、
田舎なこともあって頑固で面倒くさい取引先も多く、
営業先が勤務地から結構離れていることもあり、
精神的な疲労が知らないうちに蓄積していったのだと思います。

 

そして、仕事はまだ楽しかったのですが、
直属の上司(男性)がものすごく細かいことを重箱の隅を
つつくように突っ込んできたり、

 

業務に関してこちらの理解が上手くできていないと、
結構ダイレクトに罵声を浴びせてきたりするようなこともあり
(他の社員がいない状況で、電話越しに浴びたというのも
ありました)、

 

どちらかというと人間関係で疲弊してしまい、
一年目のお盆明けに会社に行けなくなってしまいました。

 

 

その時は既に、上司に対するトラウマができていたのもあって、
自分がちょっとミスをするだけでまた罵声を浴びるんだろうな、
と、精神的に復活できない状況になっていて
(動悸が激しくなったり、マイナスのことしか
考えられなくなったり)、結局、その後一度も会社に
行くこともなく、仕事を辞めてしまいました。

 

 

その時はうつ病というか燃え尽き症候群というか、
これからのことを何も考えられない状況になっていたので、

 

一度リフレッシュするために、大学時代にお世話になった
外国人の友人がいるところに移動して、そこで数か月心身を休めて、
今後のことは帰国してから考えよう、と決めました。

 

で、会社を辞めた後、2ヶ月ほど文字通り引き籠りの期間が
あった後に海外に渡り、翌年明けに帰国しました。

 

お金のこともあるので再就職のことも考えましたが、
前職でのトラウマが消えておらず、また似たようなことに
ならないかな…という不安しかありませんでした。

 

 

 

翻訳との出会い

ちょうどその頃、知り合いの小さな会社の経営者から、
産業翻訳の仕事を依頼されました

 

その方とは大学の時に何かの機会に知り合ったのですが、
自分のことを話すと、「また仕事頼むわ」と言われて、
ずっと付き合いがあったのです。

 

やらしい話ですが、その仕事の額がそこそこで、
実際のところ「この額の仕事を年に何回受ければ、
とりあえずは生活していけるんじゃないか」という考えに至り、
一度自分で翻訳の仕事をやってみよう、と決めました。

 

 

当時、フリーランスとしての働き方として、
自分がイメージできたのは、

 

①ウェブ系のエンジニア、プログラマ

②デザイナー

③翻訳・通訳、の三つしかなく

 

①と②は基礎知識が全くないので、その時から、
例えばプログラミングをゼロから勉強しても仕事には
ならないだろうという考えもあり、

 

比較的取っ掛かり易い③の選択肢を選んだ
(というか、それしかなかった)のが現状でした。

 

 

それからはネットに転がっている無料教材
(翻訳会社や翻訳学校のHP上に掲載されている、無料で拾える教材)
を使って、とりあえず勉強をしながら、クラウドソーシングサイト
を使って仕事を取っていくようになりました。

 

いきなり会社のトライアルに受けても、実績がないとはねられる
と思ったのもあり、最初はクラウドソーシングサイトで
実績を作ってお金を稼ごう
、という考えでした。

 

 

ただ、これが続いたのもせいぜい数ヶ月でした。

 

理由としては、翻訳の仕事は供給過多気味で、
どうしてもレートが安くなってしまうことと、

 

これらのサイトを介すると手数料が更に引かれるので、
手元に残る額が時間の割にとても少ない、というものがありました。

 

そして、分野を問わずに仕事を受けていて、生活費も考えると
仕事量を多くしないといけないこともあり、時間を費やしても

専門分野の確立もしづらいことも分かってきました。

 

 

最初はなんとか、毎月を食いつなぐために仕事を受けていましたが
今後歳を取っていく中で、このやり方は変えないといけないし、
別の世界に移って、翻訳会社とまともな取引をできるように
ならないといけない、と考えるようになりました。

 

その頃から、当面の間はできるところまで翻訳業でやっていこう、
という想いがありました。

 

しかし、将来の収入の安定も考えると、
どこかで再就職したほうがいいんじゃないか
、とは
ずっと思っていました。

 

しかし前職のこともあるので、できれば今の環境を更に良くして
在宅で仕事を続けていきたい(何よりも体が資本であることを
痛感したので)という考えもあって、
将来どんな風に何を仕事にするかを、日々迷っていました。

 

 

 

レバレッジ特許翻訳講座との出会い

受講まで

そんな時にネットで見つけたのが、
このレバレッジ特許翻訳講座でした。

 

最初は確か、Twitterで特許翻訳のおサルさんに
フォローされたのがきっかけだったと思いますが、
その時に受講案内を読んで、

 

「自分が今後当面この道で生きていく唯一の助けになるのが、
この講座かも」とは思いました。

 

この講座にピンと来た理由は、

 

「教えている人が実際に稼いでいるから」ということ、
そしてブログや講座案内を読むと、「変化が激しい世の中で
変化しないコアとなる力を、時間をかけて手に入れる」
ということが書かれてあった、二つからでした。

 

 

昔から思っていたのですが、翻訳の世界に限らず、
現代では通用しない古いパラダイムを使い続けている人(組織)は、
時代の流れについていけない
だろうと思っていました。

 

特に、先のリーマンショックの時に、今まであれだけ安泰
と言われていた会社があっけなく潰れたことに驚きました。

 

そして、高校や大学、親戚の間で言われている
「いい学校に進んでいい会社に就職すること」が、
今の時代にそぐわないのだろうな、とも思いました。

 

 

自分がこれまでに別の翻訳講座を受講しなかった理由も
ここにありまして、

 

「本当にこの人たちは現代に通用する内容を教えているのか?」
と、ずっと疑問に思っていたからです。

 

ここ20年ほどで様変わりしたITの世界を見ていると、
自分の同世代でも優秀なエンジニア、プログラマが
多くいるのですが(知り合いにもいます)、

 

翻訳の世界で同世代の優秀な(売れっ子の)人たちは
見たことありません(自分が単に知らないだけなのもありますし、
若い時分からこの世界に入っている人もそんなにいないから
かもしれません)し、

 

「本当にこの人たちについて行って大丈夫なのかな?」
とは、ずっと思っていました。(もし翻訳のことを学ぶのであれば、
変化の激しい現代に対する感覚が鋭くて、しっかりと実績を
残している同世代の人から学びたいな、とは思っていました。)

 

 

ただ、最初にこの講座の存在を知ったのは
2013年の年末だったのですが、その時は申し込みを見送りました。

 

というのも、

 

よく分からないサイトからメルマガを登録するだけですし、
誰が運営しているのかもわからないブログには、
読む人が読んだら心がえぐられるようなテイストで
文章が書かれてありますし、「変な詐欺じゃないか?」という、
心理的なブロックが強くかかったのです。

 

 

ただ、それだけが理由ではなく、

 

当時ほぼニート状態だった身としては、
講座受講料に加えてパソコン周辺の機器(当時はMacしか
使っていなかったので、Windowsを新たに買う、というのも
コストがかかる)等、百万円単位の支出を一回でする、

 

それに運営者もよく分からん講座に対して一括で払う
(当時はまだ、クレジットカード払いが導入されていませんでした)
ということは、到底できることではありませんでした。

 

 

ただ、その時からこの講座のことは頭の片隅に
引っかかるようになり、その後仕事の事情でWindowsの
中古パソコンを入手しましたし、

 

また特許翻訳ではありませんが産業翻訳でコンスタントな
取引ができるようになる(レートは7円前後でした)など
以前よりも使えるお金が増えました。

 

 

受講後

このような事情の変化もあり、当面の問題もとりあえず
解決されたこともあり、2014年の9月末に講座へ申し込みを
しました。

 

受講料が値上げされるとのことでしたので、
その値上げ前に講座の第5期ではなく第4期での申し込みでした。

 

ちなみに、自分が講座申込みをするようになった最終的な決め手は、
サンプルビデオをある程度の数見ることができたことと、
クレジットカード払いが導入されたこと
でした。

 

 

サンプルビデオは全て見ていないのですが、
明細書シリーズのどれかを見た時に、

 

一文ずつ立ち止まって、どんなことを考えているのか、
どんなことを調べているのか(当時は特許翻訳のことは
よく分かっていませんでしたので、おおよそのことしか
掴めていませんでしたが)ということが分かり、

 

自分が翻訳をした場合と比較できそうだ、というのが
直感的に分かりました。

 

クレジットカード払いの導入など、利用者からの声を汲み取って
適宜反映して頂けたことも良かったです。

 

 

この講座の良い点

 

トッププロの翻訳プロセスを最初から最後まで見ることができる

 

明細書を翻訳するビデオセミナーでは、
明細書の最初から最後までを、トッププロ(=管理人さん)が
翻訳される過程を見ることができます。

 

これまで様々な分野の明細書を扱ってこられていますが、
一文を訳す時にトッププロがどんなことを考えているのか、
どんなことを調べているのか、ということを、余すところなく
見ることができるのは、この講座の大きなメリットです。

 

 

野球で言うと、マー君のピッチングを間近で見ることができる、
というようなものです。

 

サッカーで言うと、本田圭佑についてもらってコーチングを
してもらうようなものです。

 

将棋で言うと羽生善治が将棋をする際に、
頭の中で考えていることを見ることができるようなものです。

 

 

この講座の受講料は決して安くはありませんが、
「トッププロと一対一で向き合うことができる」という点では、
気を失うほどの値段の高さでもないと思います。

 

管理人さんが何十年も苦労、試行錯誤を重ねた中でたどり着いた
思考法などを、短期間で知ることができると思えば、
むしろ安いと思います。

 

(それに、特許明細書との向き合い方だけではなく、周辺機器等、
一流の特許翻訳者になるために必要なことが一通り
カバーされています。

 

これらの情報も、管理人さんの試行錯誤の結果、
私たちが無駄に時間とお金をかけずに手に入れられると考えれば、
時間を失わない、という意味でも安いのではないでしょうか。)

 

管理人さんはこれまでに、特許翻訳で数千万円は稼がれているので、
この講座のビデオセミナーを見ながら、自分でもトレースをして
場数を踏んでいけば、必ずプロデビューできます。

 

 

各種サポートの手厚さ

クラウドでの回数無制限の質問権(無料)、
実ジョブですぐに使える用語集/翻訳メモリ(有料、割引あり)

 

など、プロになるまで、そしてプロデビューしてから
安定稼働に移るまでの期間のサポートがあるのは、心強かったです。

 

私の場合、翻訳メモリの購入は金銭的な問題で
まだできていませんが、実ジョブをこなすうちに、
メモリの必要性も十分分かったため、もう少し投資に回せる金額が
増えたら、優先的にメモリは購入しようと思います。

 

 

クラウドでの質問も、私にとっては必要なものでした。

 

もともと、深く考えすぎたり、思考をミスリードして
間違った方向に考えを進めてしまったりすることが多いため、

 

管理人さんに

 

「この考え方で合っているか」

「このような対応で問題ないか」

 

というような「見切り」の部分を何度も教わることになりました。

 

 

講座受講当初は頓珍漢な質問をしてしまうこともありましたが、
ある質問をした時に「そこまで調べたり考えたりしている人は
恐らく他にいないので、もっと自信を持ってください」
と言って頂いたことがあり、

 

結果的にはその一言で、トライアルの受験等を
前倒しすることができたと思っています。

 

他の受講生の方も、もっとクラウドは活用されたほうが
いいと思います。

 

 

私がした質問も、何度かビデオに撮っていただきましたし、
他の方の質問から作られたビデオも、参考になる部分も
多くありました。

 

質問をすると、

 

どんな風に説明をすればいいか、冗長な表現はないか、
言葉足らずではないか、というようなことも考えるようになるため、
結果的に仕事に関係する「メールライティング能力」もつく
と思います。

 

 

また、管理人さんからのアドバイスは
「○○は理解して下さい」「□□までは知る必要はありません」など
的確なので、「これくらいできればとりあえずは大丈夫なんだな」
という風に、自分の立ち位置も客観視できると思います。

 

 

クラウドの一本化(昔と比較した場合)

受講中に、講座資料のやりとりをするクラウドが変更になりました。

 

以前は文字化けばかりで資料タイトルの確認すらままならず、
またサーバがビデオ100号毎に別に設けられていたので
管理が大変でしたが、

 

現在のクラウドに移ってからは、質問、ビデオのダウンロード、
資料の確認等全て一本でできるようになって、便利になりました。
今のクラウドはとても使いやすくできていると思います。

 

 

多様なバックグランドを持つ受講生に対応している

受講生は年代も職業も居住地も、それぞれ異なっています。

 

ビデオは主に、英語ができて理系分野が苦手な方に対して
切り口を提供されていますが、英語が苦手な方に対する切り口も
提供されていますし、ビデオを通して、
自分に足りない部分・分野を補完できると思います。

 

他の受講生で中国語の特許翻訳者としてデビューされたケースが、
この講座の汎用性の高さを物語っているのではないでしょうか。

 

講座のビデオでは、英→日の翻訳のみを扱っていますが、
受講生の気づき次第で、自分の専門領域に応用できる内容が
沢山詰まっていると思います。

 

 

講座の一番の魅力

ビデオセミナーの量もそうですが、この講座の一番の魅力は、
「トッププロから教わり、プロになるための期間を短くすることが
できる」ことです。

 

今振り返ってみると、恐らく、この講座を受けなくとも、
プロにはなれたたと思います。

 

ただ、この講座で示されている、特許検索ソフトの使用や
特許庁HPの活用、明細書を読んでどこまで考えを深めて
繋げていくか、という手法は、独学では恐らく気づかないことなので
プロになって稼ぎ始めるまでに数年はかかっていたと思います。

 

 

なので、今講座を受講されている人も、これから受講される人も
「ビデオセミナー」と「クラウド」をフルに活用しないと、
とてももったいないと思います。

 

自分で明細書を読んで、対訳を取って、ということも
もちろん必要条件なのですが、

 

それをするだけなら、講座を受けなくても(やり方さえ分かれば)
進めることができるので、講座受講料の割には合わないのかな、
と思います。

 

 

講座内で印象に残っている言葉

「これくらいとっととやって下さいよ。
人生かかっているんだから。」

 

ビデオセミナーで何度も管理人さんがおっしゃっていた言葉です。

 

最初聞いた時は胃がキリキリしましたが、
不思議なもので、講座を進めていくとだんだんと
胃が痛むこともなくなりました。

 

今では、新しいトライアルを受ける時、
新しい分野の明細書に挑戦する時、
新しい取引先からの仕事が入った時などに、
この言葉を何度も反芻して気をひし締めつつ、
ギアをトップに入れることが自ずとできるようになりました。

 

「脳は差しか見ない」

 

これもビデオ内で何度も言われていました。

 

明細書を読んで分かるところと分からないところ、
他の訳文との比較、トッププロとの比較。

自分に何が足りないのかを常に考えておかないといけません。

 

 

ところで最近、この言葉の奥深さに気付くことができました。

 

というのも、管理人さんおすすめの「お金の源泉」
だったと思うのですが、和佐さんが「価値(お金)は
差にしか生まれない」と言っているからです。

 

これが本当だとしたら、この講座で「差」に気付くことができれば
その気づきを別の所にも転用させて、そこでも「差」を見出し、
結局は価値を生み出すことができるようになるのでは
ないでしょうか。

 

 

管理人さんがどこまで考えてこの言葉を使っておられるのかは
分かりませんが、特許翻訳で差を見る訓練をしておくと、
別のビジネスにも転用できるのかな、と最近思うようになりました。

 

 

講座を受講して変わったこと

お金に対する考え方が変わった。

今では普通に「1000万円稼ぐ」ことが目標になりました。

 

この講座を受けていなければ、こんな数字を自分のこと
として捉えることは絶対にありませんでした。

 

そもそも、翻訳業で1000万円を稼げるなんて
考えたことがありませんでしたし(これは、巷にあふれる本に
書かれていた年収のデータなどの影響を受けていたのだと
思います)自分が普段取り扱う金額が、ものすごく高くなりました。

 

 

まだ20代ということもあって、そんなに大きな額の買い物は
したことがありませんでした(今まで一番大きかった買い物は、
海外に行く十数万円の航空券でした)。

 

講座受講料は(特に20代の人にとっては)
決して安いものではありません。

 

しかし、その後特許翻訳者として稼ぐ中で、
この受講料以上の報酬で仕事を受けることにもなると思います
(私も受けました)。

 

そういう時に、最初にこれだけの額の「身銭を切る」経験を
しておくことは、自分が生きるステージを一段変えるための
スタートとなるのではないでしょうか。

 

 

その他いろいろな感想・反省等

分からない点があればすぐに質問するべき

 

どこかで「分からないことがある場合は、まずビデオを
全て見てから確認をして、それでも分からない場合に
質問をして下さい」と言われていた記憶があるのですが、
これはお勧めしません。

 

もちろん、ビデオセミナーリストを確認して、
自分の疑問点をピンポイントで扱っていそうなものがあれば、
それは視聴すべきです。

 

ですが、疑問点が、明細書ビデオシリーズのどこかで
出てくる場合もあり、これはタイトルを見るだけでは
たどりつけません。

 

私も、ふと疑問に思っていたことが、
明細書ビデオシリーズで扱われていたことがありました。
ですので、自分なりに考えて分からなければ、
クラウドも使い倒して勉強するべきです。

 

 

分かりづらいことを分かりやすく

この講座では、なかなかイメージしづらい話を、
身の回りのイメージしやすいものに置き換えてビデオで
解説することが多くありました。

 

例えば、化学で出てくる単結合と二重結合の回転の話については、
串にささった団子を例にして、

 

請求項で規定する内容については、あんぱんを例にして
(どこまでを○○屋のあんぱんとみなすことができるのか、
といった話)取り上げられていました。

 

 

今思うと、料理をしていると、固体や液体、ゼリー状のもの、
粉末といった、様々な形状の材料を使うことになりますし、
常温で保存したり温めたり凍らせたり、ということもするので、

 

こういう身の回りのことに置き換えて考えることができれば、
特許翻訳=なんとなく難しそう、というイメージは払しょく
できるのではないかと思います。

 

 

1年でプロの特許翻訳者になれるかどうかは、
受講開始後半年である程度決まる

私は受講開始直後、クラウドでその日の進捗を報告していました。

 

その時に頂いたアドバイスが、
最初の半年で講座の内容の8割方を消化するように
スケジュールを組んでください。残りの半年は、
それに上乗せをしていく感じで」というものでした。

 

当時はビデオのほかにテキストもあったので、
テキストの消化も早めに終わらせて、先に進んでください、
という意図があったのだと思います。

 

私はそのアドバイスに従って、とりあえず半年間全力投入をして
講座を進めていこう、と思いました。

 

 

思い返せば、最初のほうでノートを数冊作って、
図面の切り貼りをして対応する部品名を全て書いて、
関連資料を整理していって、ということを地道にやっていたのが、
他の分野での勉強や図面の空間把握に役立っている
と思います。

 

この時に、一日でどれくらいの量を翻訳できるのか、
明細書のキモはなんなのかを整理する(最初の頃は、
思想は全然わからなかったので、とりあえず内容を要約する)
ことも行っていました。

 

 

これらをしていたおかげで、

 

実ジョブを始めてから、新しい分野に挑戦するようになってからの
ノートづくり、明細書読みもスムーズにできるようになった
のだと思います。

 

講座開始の半年間で、ある程度正しいスキームを確立できれば、
後から楽になる
と思います。

 

 

 

こんな素質があれば、結果は早めに出るかもしれません

この講座では、ゼロからトッププロを目指すことを
目標としています。

 

実際、ゼロから一年以内にプロデビューされた方も
何人もおられるようです。

 

ただ、これはあくまで「ゼロ」からの話なので、
以下のような点がひっかかるのであれば、
講座を進める時の負担や抵抗が減るのではないでしょうか。

 

 

・何かに時間を忘れて没頭した経験がある

・受験等の成功体験がある

・文系だけど、高校で化学を履修していた

 

私の場合がそうでした。

 

化学を履修していなかったらこの講座は受けていなかったかも
しれません。

 

・年齢が比較的若い

 

20代、30代だと、まだ体に無理がききます。

仕事を始めるとあまりすべきことではありませんが、
勉強の段階では、睡眠時間を削ったりして長い時間勉強を
することはできるかもしれません。

 

他には、高校や大学で勉強したことを比較的忘れていない、
というのも理由です。

 

 

プロデビューしてからが本当の闘い

これは私が経験したことなのですが、
仕事が入るようになってからが、本当にしんどい時期だと思います。

 

仕事は必ずしも自分の得意分野で打診されるわけではありませんし、
締切もきつめになっています。

 

そんな環境の中、時間と闘いながら、自分の知っている知識を
とっかかりに、知らない世界を理解していく、そして
並行して講座を消化する、ということを続けるのは、
特に最初は思った以上に大変です。

 

私は仕事を受けた最初の方は、仕事に全ての時間を投入しました。

 

使える時間の全てを使って、自分が分からないところを調べたり、
関連分野の対訳を取って背景理解に努めたり、とにかく
「切られないように全力を尽くす」ことに集中しました。

 

 

この時は一発で訳を決めることもままならず、
見直しの時に何度もひっかかりがあって、ものすごく効率が悪く
心臓にも悪かったのですが、

 

この経験があったからこそ、限られた時間で事前にどこまで調べて、
一日でどれくらいの処理ができ、後処理にどれくらい手間がかかるのか
ということを、身をもって体験することができたと思っています。

 

この時に課題になった前後処理については、
できる範囲でスキームを構築したので、今はある程度余裕をもって
案件に取り掛かり、時間の合間に対訳取りや講座ビデオの視聴などを
できるようになってきました。

 

 

 

受講検討中の20代の方へ

 

20代だと、給料もそこまで高くなく、可処分所得も多くなく、
初期投資が他の環境の人よりも一段と難しいと思います
(もちろん個人差はあると思います)。

 

月々の生活費もかかるので、受講申し込みの際に
どれだけの額を使えるのかというのは各々考える必要が
あると思いますが、

 

毎月の給与が保証されているのであれば、毎月一定額を、
特許翻訳者になるための投資に回す、という考え方で
問題ないと思います。

 

その上で、なるべく早めに買っておいたほうがいい設備を
以下に挙げておきます。

 

・Windows 7 Prodessional 64bit搭載パソコン

 

ディスプレイは、15インチ以上であればノートでも
大丈夫だと思います。

 

・東プレのキーボードとローラーバーマウス

 

作業効率が全然違います。

 

・椅子

 

長時間の勉強・翻訳作業でも疲れないもの。
コンテッサ等がオススメ。
ホームセンターにもそれなりのものがあると思います。

 

・レーザープリンタと大量の紙

 

・A4のノート

 

大学などで使っていたB5サイズだと、A4で印刷したものを
切り貼りする時にノートに収まらない場合があるので、
余裕をもってA4サイズのノートの方がいいと思います。

 

・バインダー(一冊に大量に綴じることができるものがよい)

 

 

なお、20代でこの講座を受講した場合で、まとまった時間を
取れるのであれば、結果は比較的早く出ると思います。

 

一つは、受験勉強(をしていた場合ですが)のクセが
まだ残っているので、机に向かうという行為を抵抗なくできる
可能性が高いです。

 

そして、きちんと勉強をしたことがあれば、
受験の時に勉強した知識を掘り起こして理解を深めていけるので
ゼロから挑戦するよりは理解が早く進むと思います。

 

もう一つは、気力と体力があるので、
少々の無理は効くことが多いです。

 

翌日に疲れが残って集中が全くできなくなるほど
勉強にエネルギーを使ってしまうと、
日ごとの効率がばらばらになってしまうので逆効果だと思いますが、

 

睡眠時間を削ることも、ある程度ならできると思うので、
時間をまとまってとれて、管理人さんのアドバイスに従って
講座を進めていけば、バックグラウンドにもよりますが、
1年をまたずに、プロデビューはできると思います。

 

 

特許翻訳はスルメのようなもの

 

噛めば噛むほど、味が出てくるのが特許翻訳だ
と思うようになりました。

 

最初は、明細書に書かれている言葉が分からず都度調べたり、
クラウドで質問をしたり、ということをしていましたが、
明細書を読む数が増えていく中で、
少しずつ書かれている内容が分かるようになってきました。

 

 

特に、講座10か月目に突入した辺りからは、

 

どんな材料にどんな性質があって、その材料が使われているのは
どんな分野があって、その分野にはもともとどんな課題があって…
ということが、

 

明細書を読んだり、調べものをしたりする中で
だんだんと繋がっていく感覚を持てるようになりました。

 

 

自分は講座受講中に、比較的多くの分野の明細書に
手を出してしまった(リチウム電池から入って、
有機化合物の合成や製薬関連、高分子材料等)のですが、

 

同じ材料が、形を変えて別の分野で使われていることが分かったり
製薬でも化合物の合成は行われていたりと、
分野が違うと言っても繋がっている部分が多くあるんだな、
ということも分かってきました。

 

 

今まで漠然と苦手意識を持っていた物理の話も、

 

電気が流れる、とか鏡像異性体での偏光の話、
摩擦と潤滑剤の話等が特許明細書で出てくる中で、
興味を持ってある程度調べられるようになりました。

 

高分子の重合についても、ラジカルやイオンの原子のスピンの話
といった、高校で習わなかった少し細かい部分を
徐々に理解する中で、より正確に理解ができるようになりました。

 

分からない部分が分かるようになって、
明細書に書かれている内容から少しでも多くのことを
イメージして考えられるようになったのは楽しいですし、
ここに特許翻訳の(というよりは技術思想を理解する)
面白さがあるのかな、と思います。

 

人生は自由形

(ご本人の承諾を得て掲載させて頂いています)

 

 

<追伸>

 

この他にも「翻訳者になるために」役立つ情報をお送りしています。
よろしければ、メルマガにご登録ください(筆者)