Facebook にシェア
LinkedIn にシェア

30代、文系、派遣社内通訳・翻訳者、既婚、1歳児の子ども一人。

 

現在、派遣通訳・翻訳者としてプラント保守サービスに関連する
現場・会議通訳、契約・技術・その他メール文書等の翻訳業務に携わっています。

 

ずっと派遣で働くわけにもいかないので、
稼げるフリーランス翻訳者にシフトしたい
と考えています。

 

 

 

【どのようなきっかけで特許翻訳・本講座に興味をもったか】

 

派遣契約満了の時期が近づくなか、
その先の保証が無い現実を目の前にしたとき、長年なりたいと思っていた
フリーランス翻訳者という選択肢に向けて準備を始めました。

 

当初は、特許翻訳はレベルが高すぎて自分には無理だと
勝手に思っていましたが、派遣通訳・翻訳の仕事を通して
技術系の知識を増やしていくことに楽しさを感じている自分に気づいたことと、

 

翻訳講座について検索するなかで、
「レバレッジ特許翻訳講座」の卒業生のブログ「サルでもできる特許翻訳」
に出会い、特許翻訳への興味が一気に大きくなりました。

 

管理人さんのブログとメルマガを購読し始めてから、
自分の人生や将来に対する考え方が大きく変わったと思います。

 

始めの頃は、その毒舌ぶりに少し引いてしまっていた部分もありましたが、
読み続けるうちに、管理人さんの言うことは正論で、
厳しい口調でありながらも一貫性があることが理解できるようになりました。

 

巷の翻訳スクールの通信講座を受ける前に
管理人さんのメルマガを読むことができて、
時間とお金を無駄にしなくて良かったと心の底から思いました。

 

 

 

【本講座を受講する前、どのような点が不安だったか】

 

最初に不安に思ったことは、本当に信頼できる講座なのかということでした。

 

しかし、管理人さんや受講生、卒業生のブログを読み
無料で公開されている300本のビデオを視聴することで
その不安は完全に無くなりました。

 

しかも、受講を検討している段階でビデオセミナーは
1600本を超えていましたので、
受講料も高すぎることはないだろうと思えました。

 

 

次の不安は、どれだけの時間を勉強に注ぎ込むことができるか
という点でした。

 

受講前の時点で、生後4か月の息子がいましたし、
派遣の仕事も忙しくなることが分かっていました。
そんな中、どのようにして時間を確保するのかハッキリとした
対策案があったわけではありませんが、

 

「とりあえずやってみるしかない。やってみなきゃ分からない」

 

と自分を納得させていました。

 

 

あとは、家族です。

 

自分の勉強時間を確保するためには妻の協力が欠かせないため、
それを受け入れてくれるのかが不安でした。

 

妻にかかる育児と家事の負担がどのくらいのものになるのか
想像も出来ませんでしたが、

 

「3年後には年収1000万円稼げるようになる」

 

という目標を伝え、それを約束することで講座の受講と期間中の
全面的な協力を受け入れてもらいました。

 

 

 

【本講座受講前のレベル(自己評価)】

 

英検1級、TOEIC990点だったので、
英語のレベルに関しては自信がありました。

 

派遣で電機関連分野の通訳・翻訳業務に携わっているので、
その特定分野に関しての知識と翻訳のレベルには自信がありましたが、
その他の理系知識・専門知識は低レベルでした。

 

ITスキルに関しての自己評価は「中の上」レベルでした。

 

通常のビジネスレベルでのITスキルは全く問題がなく、
ネットワーク、ソフトウェア設定などに関しても、
過去の仕事で携わった経験から、ある程度は自分で対応できる自信はありました。

 

 

 

【本講座を受講してみてどうかったか】

 

受講を始めてからまず取り組んだことはマスターCVの作成です。

 

関連するビデオを視聴することで今までイメージしていた
職務経歴書では通用しないことがハッキリと理解できました。

 

そのうえで、どのように自分自身をアピールした方がいいのか、
フリーランス特許翻訳者として仕事を獲得するためには
自分にどんな実績と能力が必要なのか、
真剣に考えながらCVを組み立てることができました。

 

完成させたCVを管理人さんにレビューしてもらい、
講座受講開始後1か月くらいでマスターCVを作成することができました。

 

管理人さんのアドバイス通り、
マスターCVを早めに作成しておいて良かったと思います。

 

マスターCVは、勉強を進めていくなかで、
目指すべき自分になるために何が足りないのか、何をするべきなのか、
といった指標になります。

 

また、新しい実績やスキルが増えたときにCVを更新することで、
自分自身の成長が目に見えることで達成感や、
さらなるモチベーションにもつながります。

 

 

PCや周辺機器、ソフトウェアなどに関するビデオを視聴することで、
自分に役立ちそうだと思うものを少しずつ購入して
環境を整えていくこともできています。

 

特に、PC、キーボード、マウス、イスといった
基本的な装備の選び方については、今まで考えもしなかった注意点や
選ぶポイントを知ることができたのは大きかったと思います。
因みにイスは未だ購入できていません。

 

 

ブログやメルマガで皆さんご存知のように、
管理人さんは容赦のない方で、質問のしかたについても厳しいです。

 

疑問に思ったことは、まず自分で考え、自分の思考過程を整理し
仮説を立てたうえで質問をしなければいけません。

 

最初のころは、「気軽に質問することはできないなぁ」
と思ったりしていましたが、

 

自分が疑問に思っていることは何なのか、
自分で答えやヒントを探そうと試してみたか、それはどんな方法か、
その結果、自分で考え得る答えや方向性は何か、
といったことを意識するようになりました。

 

それは、そもそも何かを学ぶときには必要不可欠な思考過程であるということ、
これまでの自分がどれだけ浅い考えしかもっていなかったのか
ということに気付かされました。

 

フリーランス特許翻訳者として当たり前の頭の使い方について、
非常に良い訓練になったと思います。

 

 

そして、質問をしたときの管理人さんからのレスポンスの速さには驚きます。

 

正しい質問をすれば、すぐに回答が返ってきます。
受講中は、管理人さんに何度も質問できますが、
その特権を最大限に使い切れなかったのが心残りです。

 

もっと多く学び、自分が分からないことを増やし、それについて考え、
受講期間中、管理人さんに質問する機会をもっと増やすべきでした。

 

 

現在の受講生には、2100本以上のビデオセミナーが公開されています。

 

自分の勉強を進めていく中で、あることに疑問を持ったとき、
関連するビデオはないか検索する機会が何度かありました。

 

しかし、タイトルから中身を予測することができないビデオもありますので、
もし、タグなどの検索オプションを使ってビデオの中身について
検索できれば、もっとビデオをうまく利用できたのではないかと思います。

 

 

 

【受講中の勉強時間・勉強方法】

 

昼間は派遣の仕事がありましたので、
勉強時間の平均は平日3時間土日祝日6時間くらいでした。

 

始めのころは仕事から帰宅後、就寝前に勉強していましたが、
眠くなってしまうことが多かったことから、途中から、早く寝て
午前3時から午前6時まで勉強するスタイルに変えました。

 

休みの日は、平日仕事に充てている時間をそのまま勉強の時間に
充てることが出来れば良かったのですが、自分の心の弱さから、
妻と1歳の息子と過ごす時間を削ることが出来ず、
休みでも3時間しか勉強時間を確保できなかったこともありました。

 

派遣の仕事が忙しくてほとんど勉強する時間が取れなかった時期もあり、
勉強時間に充てられたのは年間1000時間程度でした。

 

 

勉強方法としては、

 

まずはCV関連のビデオを参考にCVを作成し、
勉強法に関連するビデオを参考に自分に合った勉強方法について
考えることから始めました。

 

そこから、明細書や請求項などの読み方に関するビデオを視聴したうえで、
自分の得意分野に関連する特許を読み、新しい用語や技術について学び、
対訳を取ってメモリを増やしていくことを主に進めてきました。

 

その合間に、特許翻訳の勉強や仕事に役立つハードやソフトに関連する
ビデオを時々挟み、キーボードやマウスを購入し、知子の情報や
XMindなどのソフトウェアを徐々に増やして環境を整えていきました。

 

時折、特許翻訳業界の裏話や求人情報の検索方法など、
個人的には「Tips」としてカテゴリ分けしたビデオを
ランダムに視聴していました。

 

 

受講開始8か月ごろからトライアル関連のビデオを視聴し始め、
9か月に入った頃からは応募を開始しました。

 

最終的に、1年間で600本程度しかビデオを消化できませんでしたが、
すべてダウンロード済みですので、これからもビデオを活用しながら
学習を続けたいと思います。

 

 

 

【本講座受講の結果】

 

最終的に応募したのは15件。

 

そのうち2件は、トライアルを受けずに登録させてもらい、
トライアルが送られてきたのが7件で、
うち合格4件、不合格1件、結果待ちが2件。

 

トライアルを受けずに登録してもらったのは海外の翻訳会社で、
大きい案件を抱えていてすぐに翻訳者が必要な状態だったため、
実ジョブもすぐに受注しました。

 

1件目は約20000ワードのマニュアル翻訳、
2件目は約25000ワードのウェブサイトローカライズの案件でした。

 

1日1000ワードが上限で納期を調整してもらい、
講座受講11か月目の半ばから最終月にかけては、
ほとんど毎日この2件の実ジョブに取り組んでいました。

 

ただ、1件目はレートがかなり低かったので、
この先はレートを上げてもらえるか交渉し、上がらないようでしたら
受注するのをやめて、特許翻訳の勉強に時間を使いたいと思います。

 

2件目の会社は平均的なレートで契約できましたし、
チェッカーと翻訳の仕事を両方ともさせていただけるので、
これからも長いお付き合いができればと思っています。

 

特許翻訳者としての合格はまだありませんので、
勉強を継続してトライアルへの挑戦を続けたいと思います。

 

 

 

【本講座受講検討中の方へのアドバイス】

 

受講を検討している方には、とりあえず受講してみることをオススメします。

 

受講料を含め、書籍やPC関連周辺機器、辞書やソフトウェアなどを含め、
この1年間で約90万を投資してきましたが、

 

この講座を通して特許翻訳に関する知識を得られただけでなく、
自分の人生に対する考え方や、その目標に向けて取り組む姿勢が
大きく変わりましたので、この金額以上の価値があると思っています。

 

何ごとも、やってみないと分かりません。

 

挑戦する心と、自分を変えたいと本気で思っていれば、
この講座から得るものは大きいと思います。

 

 

 

【本講座受講中に苦しかったこと、その克服法】

 

自分に足りないものや、やるべきことが見えてきた段階に、
それがあまりにも大量にあって、何から手を付けたらいいのか
分からなくなってしまった時期がありました。

 

気持ちだけ焦ってしまい、イライラして家族に迷惑をかけましたし、
学習内容も頭に入ってこない状態になっていました。

 

そのときは、管理人さんに質問をすることで、
シンプルかつ適切なアドバイスをいただき、
冷静になって優先順位を確認して計画を立て直すことができました。

 

 

 

【その他】

 

私自身、レバレッジ特許翻訳講座に出会って本当に良かったと思っています。
できればもっと早く出会っていたかったとも思っています。

 

この講座を通して、いろんな物事に対する考えが変わりましたし、
自分の将来に対するビジョンも変わりました。

 

そして、それを妻と共有することで家族全体の将来像や子育てに対する
考え方まで変わったと思います。

 

自分にとっての幸せは何なのか、そのために何をすべきか、
周りの意見や常識に囚われずに自分の頭で考えたうえで、
自分の人生をつくり上げていきたいと思います。

 

 

※ 個人の感想であり、すべての人の同様の成果を保証するものではありません

よく読まれているブログ