私立外国語大学英米語学科卒(文系)、36歳男性です。

 

大学卒業後新卒で入社した繊維商社にて海外営業職に就くが、
32歳の頃に過労と心労でうつ病を発症し休職・復帰を経て最終的に退職。

 

その後転職エージェントに登録し、同じ繊維業界の会社に再就職するも
1年半ほどで肩たたきにあい退職。それから漠然と翻訳の仕事を求め
派遣登録し数社の面接を受けては落ちるという事を繰り返していました。

 

その後、約1年前にレバレッジ特許翻訳講座の存在を知り受講を決め、現在に至ります。

 

 

 

【現在の状況】

 

応募      : 13社

トライアル受験 :  7社(その他6社は書類落ち)

合格      :  2社(その他5社は不合格)

 

現在合格2社のうち1社より案件を受注しております。
何とか生活を回すぐらいには稼げておりますが正直まだ安定稼動とは言い難く、
目下得意分野を拡げつつ新規開拓中です。

 

 

 

【特許翻訳に興味を持ったきっかけ】

 

最初に書いたとおり長年営業職に就いておりましたが、自分の感覚としては、
営業で数字を作ったり関係部署をうまく調整したりするよりは、
一人でこつこつ精度を高めていくような職人的な仕事が向いていると感じており、
活字を読み続けることが苦ではないこともあって漠然と「翻訳業」を
志すようになりました。

 

2社目を辞めた後、翻訳雑誌を買って初めて、医薬・契約書・金融・IT
産業・特許という翻訳の分野があることを知りました。
そのくらい「翻訳業」という実態を知らなかったのです。

 

 

そのため通学/通信を含め他の翻訳スクールの受講履歴はありませんでした。
それから自分なりに適性を判断しようと各分野の書籍を購入するなりして調査しました。

 

例えば、以下のようなものです。

 

・英⇔日 プロが教える基礎からの翻訳スキル(三修社)

・プロが教える技術翻訳のスキル(講談社)

・ITプロジェクトの英語(ジャパンタイムズ)

・金融英語入門第2版(東洋経済)

・医学論文英訳のテクニック(金芳堂)

・よくわかる薬理学の基本としくみ(秀和システム)

・世界一やさしい解剖・生理学(ぱる出版)

・弁理士が基礎から教える特許翻訳のテクニック(中央経済社)

 

IT、金融はからっきしダメで、契約書は無味乾燥に感じ、
産業は何でもありで手間がかかりそうな感じがし、半ば消去法で医薬が面白そうだ
という結論に至り、薬理学・生理学の書籍で独学を始めました。

 

 

「特許」は翻訳分野の中でも扱う分野が広く非常に面白そうだったのですが、
法律+専門知識というダブルでハードルの高そうなイメージが先行しました。
今振り返ると「特許」が最も遠い選択肢であったと思われます。

 

 

 

【レバレッジ特許翻訳講座に興味をもったきっかけ】

 

就業形態に係わらず、とにかく医薬翻訳の仕事に就くべく派遣登録をして
片っ端から応募し続けましたが、30代中盤翻訳未経験の壁は想像以上に高く
片っ端から書類落ちを経験しました。

 

その間ネットで大手翻訳スクール数社のカリキュラムを検討していましたが、

 

週に100分を2コマ、それを3ヶ月~半年という内容的に薄く感じるものが大半で、
しかも初級・中級・上級・特別コース等が設置されており、正直プロになって
稼ぎ始めるまでどれだけお金と時間がかかるのか出口が見えず、
体験コースすら受講する気になれませんでした。

 

そんな状況の中運よく管理人様のブログに辿り着き、大手翻訳会社にあるような
甘い言葉ではない、恐らく現実を語っているであろうブログの厳しい語り口の中に
真実を感じ取り、ほぼ直感でプロになるためにはこの講座しかないと思いました。

 

それからリンクされている講座受講生の方々のブログ
(プロとして活躍中の方/学習中の方)を文字通り読み漁り、

 

毎日長時間勉強しながら壁にぶつかったり、新たな発見をしたりしながら
結果としてプロになっているというリアルなプロセスに触れることで、
もうこれしかないと確信しました。

 

 

 

【講座を受講する前に不安だったこと】

 

翻訳者になると決めたものの、大手翻訳スクールのカリキュラムに疑問を持ってしまい
八方塞になっていたところ、管理人様の講座内容を知り確信を得ました。

 

1年間死ぬ程勉強すればプロになれるんだと。道を示して頂きぱっと前が
明るくなったのも束の間、これまでうつ病、戦力外通告と紆余曲折があったため
30代中盤のこの大切な時期に約1年間就職から離れるという恐怖が
どうしても拭えず不安でした。

 

切り詰めれば2年程働かずとも何とかなる貯金はあったのですが、
働きながら勉強するという選択肢が無難に思えて特許事務所への就職を考えていました。

 

この講座しかないという確信を持ちながらも、
果たしてプロになるまで頑張れるのか?
という自分への不安が最後の最後までありました。

 

当時講座ビデオ300本の無償提供というオファーがあったのですが、
自分にとって受講は決定事項であり、むしろ時間が惜しく受講を即断していました。
今振り返ってもこの選択肢しか残されていなかったと思います。
そのくらい切羽詰っていました。

 

 

講座の1年コースの代金を振り込み、管理人様とメールのやり取りをしました。

 

その後すぐに講座ビデオとして肉声でのアドバイスを頂きました。
すぐに視聴してから、プロになる厳しさを知った上で覚悟は決めたものの
片足は社会に突っ込んでおかないと不安であるという旨を正直にお伝えしました。

 

すると数時間後再度ビデオとしてコメントを頂きました。
非常に有難いことにかなり熱弁して頂きました。

 

本当に簡潔にまとめると、『金銭的に余裕がある今の状況を最大限活用して
持てるリソースを全投入して半年でプロになってしまいなさい』という内容でした。

 

切羽詰った状況を痛いほど認識しておきながら最後まで保険を掛けておきたい
甘々の自分が情けなく感じ、そのビデオを観た後完全にふっ切れました。
就職の選択肢を放棄して全投入の準備に取り掛かりました。

 

 

 

【受講中の勉強時間】

 

受講開始から半年間でプロになると決め
1日あたりの目標勉強時間を15時間と設定しました
(あくまで独身+一人暮らし+無職+貯金あり、というベスト条件でのチャレンジです)

 

受講開始の10月頭からトライアルを受け始める直前の2月末までの
5ヶ月間の総合計時間は、1801.5時間でした。
1日平均12時間の計算です。

 

一部息抜きで観たビデオの時間も含むので多少盛った感はありますが、
とにかく毎日ブログに記録をつけ続け、たぶん連続で2日以上勉強を
休んだことはなかったと思います。

 

食事は自炊でいつも数日分まとめて作り置きして時間を節約し、
起きている間は基本PC前に座り勉強に集中していました。

 

スーパーに行くぐらいしか人に会うこともないのでシャワーも3~4日に一度。
テレビは一度も付けず。娯楽は管理人様のブログと他の受講生の方々のブログ。
音楽もほとんどなし。ちょっと振り返りたくないぐらいの監獄生活です。

 

受講開始から約半年後(3月)からトライアルを受け始めましたが、
実ジョブを受注するまでは基本このスタイルで勉強を続けました。

 

 

 

【受講中の具体的な感想】

 

(何をやって、何を考え、何を反省し、何を目指し、何を得たか)

 

 

先ずやったこと(決めたこと)

 

 

先ず半年でトライアルに合格するという明確なゴールを設定しました
(序盤に4ヶ月目に前倒し)。

 

ただひたすら根性で勉強し続けるのではなく、ゴール地点を確定させた上で逆算し
必要なことをこなしていきました。

 

予想どおり最初に立てた計画はものの1~2ヶ月で計画倒れ確定になりましたが、
その時点での状況を再度把握し、「できる事」「やるべき事」「後回しにする事」
を分けてベストの判断をしたつもりです。あとはそれの繰り返しです。
無理目かもしれないと思っても、その都度「できる方法」を探すことが重要でした。

 

 

 

プロとして必要なモノには前倒しで投資してしまうと決めました。
そして順次早めに購入しました。

 

パソコン、外付けHDD、東プレキーボード、ローラーバーマウス、
ディスプレイ2枚体制、各種電子辞書、トラドス、MemoQ、
機械翻訳ソフトなどです。

 

半年でプロになると決めた以上、もう既に確定した必要経費ですから。

 

格好良いこと言いながら、実は機械翻訳ソフトとMemoQを購入する際は
かなり躊躇しましたけど。やっぱり目に見えてお金が飛んで行きますから。

 

金銭的に余裕のある方は一気に揃えてしまって、早くプロになって
回収するモチベーションにするといいのかなと思います。

 

 

反省したこと(今やり直すなら)

 

 

当初、受講開始から4ヶ月目(1月初旬)にトライアルを受け始める計画
立てていました。ある程度ずれ込む事を想定した上での厳し目のスケジュールでしたが、
今思えばその時点で1社でも2社でもトライアルを受けておけば良かったと思います。

 

結局まだ無理だと思ってしまい初受験が更に2ヶ月後の3月にずれ込んだわけですが。
その時はただただ不安で、あっさり不合格になることでこれまで大変な思いをして
積み重ねた努力が瓦解するのでは?心が折れるのでは?とびびっていました。

 

でもだからと言って、その当時早く受けておけば受かったとは思いません。
100%落ちたと思います。

 

ですがその当時の僕には、

 

自分の実力(学習進捗)がいったいどれ程のものなのかを測る「ものさし」が無く、
トライアルを受けることによってその「ものさし」を得ることができ
次への改善策を早急に打てたはず
だと思うからです。

 

2ヶ月は言い過ぎですが、完全に1ヶ月程はロスしました。

 

 

 

①とも連動するのですが、自分の専門分野を決めるのが遅すぎたことです。

 

当初のスケジュールに従ったトライアル受験に躊躇した主な理由は、
専門分野があやふやだったことです。

 

今思うと、いくら勉強しても「専門」だと胸を張れるだけの根拠なんて
どこにもないわけで、早々にそれに気付いて専門分野をサクッと
「決めて」しまうことが大切だったと後悔しています。

 

決めてしまっても違うと思えば後から修正できますし、
逆に決めてしまわないとあとどのくらい勉強時間が必要かも逆算できないからです。

 

現に今、プロとなってから大きく専門分野の組み立てをシフトしよう
と考えているくらいです。

 

 

 

講座受講を通して実際に得たもの

 

①プロとして求められる水準/心構え

 

特許翻訳とは具体的に何をすることなのかという初歩的な内容から、プロとして
当然クライアントから求められる水準(訳質、対応力、翻訳者の業務範囲など)や、

 

仕事に対する心構え、相手の立場(翻訳会社や最終クライアント)を考慮した上での
立ち振舞い、特許翻訳者として自分のレベルを保ち向上させるための方法論、
翻訳業界の構造、それから特許翻訳者とは違う次のステージへの道標まで、
ありとあらゆるノウハウ/刺激を頂きました。

 

 

②論理的思考法

 

論理的思考法とは何か、「分からない」を「分からない」まま放置しないための方法、
自分の頭で考え自分で解決する方法をビデオで繰り返し勉強し自分のものに
することができました。

 

実は講座受講前は論理的思考が苦手で、1年経って何でも論理的に
考えている自分にかなり驚いています(以前が酷過ぎたからかもしれませんね)。

 

 

③調査能力/調査方法(原文理解)

 

特許翻訳者として、どの深さまで理解してどこまで調査するべきか、
またどのように調査するのかをビデオの中で具体例を示し説明して頂いた結果
身に付きました。

 

一度聞いただけでは理解できない部分も、他のビデオで別の具体例を交えて
繰り返し学習することで、じわじわと調査能力が身に付いたと思います。

 

 

④化学・物理の知識、化学的・物理的な考え方

 

現時点で化学は約半分、物理は始めたばかりですが、理系科目の勉強の仕方、
苦手意識の払拭の仕方、化学的に(物理的に)理解するとはどのようなことなのか、

 

実際に明細書を翻訳する上でプロの翻訳者が頭の中でやっている思考手順とは
どういうものか、明細書中の化学式の捌き方など実際の場面に即した
例示も交えつつ、理系科目を勉強することができました。

 

 

⑤勉強の仕方

 

逃げない王道の勉強方法を身に付けることができました。

 

勉強に容易な近道はなく、そして終わりもないことも。
終わりがないからこそ楽しくどこまでも続けられるということも。

 

また、勉強した内容をノートやデータベースに蓄積して資産化する方法についても
具体的に学びました。これからは同じことであっても精度を高めつつ
繰り返していきます。

 

 

 

【受講中苦しかったこと】

 

こつこつ勉強を積み重ねる前半の5ヶ月間はとても楽しかったです。

 

これまでの生活を一変させて勉強1本にシフトしたせいで、
体力的なものとかなりの精神的ストレスはありましたが、
毎日毎日新しい発見があり日々できる事が増え、とても刺激的な毎日でした。

 

本当に苦しかった時期は、トライアルを受け始めて実ジョブを経験するまでの
4ヶ月間でした。

 

正直に申し上げます。別に自惚れているわけでもないのですが
5ヶ月間死ぬほど勉強したので、実はサクサクッとトライアルに受かって
実ジョブもらってどんどんステップアップするというイメージでいたのです。

 

が、現実は1社目のトライアルに合格してからも一向に案件の打診がない状態が続き、
他に受けた会社からは連続して不合格通知が届いたからです。

 

仕事が来ないわ、不合格の基準が分からない上に、これまで積み重ねた勉強に
自信が持てず、相当疑心暗鬼になって荒れました。

 

 

唯一の対処法は、冷静に不合格トライアルを分析して、
前向きにどんどん受け続けることでした。

 

既にプロとして大活躍されている先輩受講生に愚痴を散々聞いてもらいました(笑)

 

これから受講を開始される方などにとっては何もかもが未知数で、
不安になるなと言われても非常に難しいことだと思いますので、
受講生同士(先輩も含む)のヨコの繋がりも大切にされてはいかがかと思います。

 

 

でもそれよりもっと苦しかった時期は、
実ジョブを受けるようになってからの4ヶ月間でした。

 

プロになってからが本当の意味での勝負でした。
何とか2社目に合格するとすぐに案件の打診を頂けました。
実ジョブゲットの嬉しさ以上に「仕事」のプレッシャーが大きかったのです。

 

実際にお金を頂く「仕事」であり、もちろん納期もあり、
翻訳会社とのやり取りも初めての内容ばかりです。

 

調べ物に想像以上に時間がかかり、翻訳スピードも遅く焦りますし、
提出ファイル形式や体裁など、実際に実ジョブをやってみないことには
分からなかったことも多かったのです。

 

正直僕がアドバイスできる有益な内容はありません。

 

とにかく死ぬ気で正面きって取り組むことです。その後5件、6件と
案件をこなす内にボリュームも増え、ぎりぎりで処理する中で
スケジュール感も少しずつ付いてきましたが、毎回切られる恐怖と戦っておりました。

 

今でもそれは変わりませんが多少は足場が固まってきているのを感じています。
負荷をかけた分人間ちゃんと成長します。もちろん、実ジョブのプレッシャーは
ハンパないですけど。

 

 

 

【講座を受講するか検討中の方へ】

 

僕は文系外国語大卒ですのでその背景からしかお話できませんが、
この講座には「化学シリーズ」「物理シリーズ」「対訳シリーズ」など、
理系知識ゼロの状態からでもプロになれるだけのコンテンツが揃っています。

 

理系知識や翻訳/調査の方法のみならず、論理力や心構えを鍛えるための
ビデオもあれば業界情報に関するビデオもあります。

 

僕自身まだ「化学ビデオ」コンテンツの半分も消化できていませんが
実際にプロとして仕事を頂けております(化学と物理の知識が足りず
受けられる案件に制限があるため、継続して勉強しておりますが)。

 

ただ、そのコンテンツを試行錯誤しながら消化していくのは受講生自身ですし、
それ相応の個人の努力量と時間を必要とします。

 

当然ある程度自分で主体的に考えて局面毎に軌道修正する努力も求められます。

 

そのため、努力を継続できない又は答えを待つ完全に受身なタイプの人には
この講座は向いていないと思います。

 

正直やるべきことは多いですが集中すべきコンテンツに絞って勉強を進めれば
問題ありませんし、迷った時は管理人様に素直にアドバイスを求めると良いと思います。

 

 

 

【講座受講を決めた方へ】

 

好き嫌いや向き不向きがあることは承知の上でお伝えしておきたいのですが、
毎日ブログに1日の勉強記録、気付き、分からなかったことなどを記録して
公開することを強くお勧めします。僕個人の体感なのですが、
ブログに記録する効果(メリット)は2つあります。

 

1つは毎日記録することを自分に強制することで、やった事、次の日にやる事が
自ずと明確になります。また記録によりちゃんと勉強が進んでいる感覚も
持つことができます。

 

進みを実感すると多少の不安には耐えられます。たまには愚痴も吐き出して
ストレス発散できますし。そしてもう1つは管理人様や他の受講生の方々から
フィードバックをもらえることです。

 

誰しも一人で勉強しているため、他の同志のブログには興味津々で
時に励まされたりもします。励まされることがあったり、
自分もツライ時期があったりしたなと思うと、その人にも頑張って欲しい
と思うのが人間です(すいません偉そうで)。

 

興味を持ってもらうにはある程度の自己開示が必要ですし、
公開することに抵抗があるのも理解できますので、個々人の可能な範囲で
やってもらうのが良いかと思います。記録を残すという観点ではブログではなく
非公開の日記などでもいいかもしれません。

 

 

絶対見失わないで欲しいことがあります。

 

講座受講を決めたということ。大金を支払ってプロの特許翻訳者になる
という覚悟を決めたということは、全てに勝る第1優先事項は
プロになって稼ぎ始めることだと思います。

 

それ以外のことで多少の抵抗感があるとしてもこの際それはわきに
置いてみてはいかがでしょうか。ブログを書くことによりそう断言できるだけの
体験を僕はしました。

 

 

管理人様、1年間どうも有難う御座いました。

 

講座受講開始時に作成して頂いたビデオを観て、運良く人生の舵を
大きく良い方向へと切ることができました。
正直言葉では言い表せない程感謝しております。

 

今後も気を抜かず一流を目指します。あっという間の1年でした。
本当に有難う御座いました。    

 

以上

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